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<北side>
『ピピッ…ピピッ…ピピッ…』
意識の向こう側で鳴る電子音。
無意識か手を伸ばし止める頃には意識はこちら側。
北 「ふぁ〜…ぁ〜…あ"ー…」
藤 「スー…スー…」
北 「朝だ……」
だるーいってもう1度横になると、
視界にいつも無いものが…靴下…?
起き上がり枕元にあった靴下を手に取った。
北 「重っ!?」
やたらとズッシリしたクリスマス靴下。
しかもゴツゴツしてるし…なに…石?(笑)
締まった入口をグッと開けた。
北 「…缶詰?……おっ!缶つま!!」
中の缶詰を取り出して見ると、
お酒のおつまみに最適のつまみ缶詰。
しかもスーパーとかじゃあまり見ない種類。
北 「牡蠣!厚切りベーコン!?すげぇーっ!!」
藤 「…クスッ…」
北 「……」
藤 「…すー…」
北 「おい、妖怪狸寝入り(笑)」
藤 「なんかようかい?(笑)」
北 「さぶっ!氷点下っ!!」
藤 「よしよし、暖めてあげよ〜♪」
北 「ぎゃーっ(笑)」
毛布をバサッと被されて、中で唇が重なった。
そして少し毛布をずらし顔を出し、
手に持ったままだった缶詰を顔の前に出した。
北 「なにこれ?」
藤 「ん?サンタが来たんじゃない?(笑)」
北 「…フフ、まじか(笑)」
藤 「ちゃんと全部見てみたら?」
北 「全部?」
靴下を指さしニコニコする太輔。
2人で起き上がり、缶詰を1つずつ出してみた。
北 「ぁ…」
藤 「ん?(笑)」
缶詰6個を出すと1番下の7個目は、缶詰じゃない…
リボンの着いた缶詰ぐらいの箱。
……ったく、キザじゃね?キザ過ぎんだろっ///
北 「なにこれ…///?」
藤 「さあ?(笑)」
明らかバレバレの嘘。
なんだよ全く、なんてブツブツ言いながら箱を開けた。
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朱蝶(プロフ) - いゆらんさん» いゆらんサン♪有難うございます(*^^*)日常が見えると言って頂き嬉しいです。私自身がそれを目指していたので。何気ない1日が書きたかったんだと思います(笑)私にはそのお言葉が何よりのプレゼントです。ホントに最後までお付き合い頂き有難うございました(*^^*) (2015年12月29日 17時) (レス) id: 8f5c2f994c (このIDを非表示/違反報告)
朱蝶(プロフ) - 美結さん» 美結チャン♪はい、完結です(*^^*)寂しいと言って頂けて嬉しいです。2人がプレゼントをいつ用意したか…それはサンタサンですから、どうにでも(*^^*)笑 こちらこそ最後までお付き合い頂き有難うございました(*^^*) (2015年12月29日 17時) (レス) id: 8f5c2f994c (このIDを非表示/違反報告)
朱蝶(プロフ) - kkeeさん» kkeeサン♪長いスパンで不定期にも関わらず最後までお付き合い頂き有難うございました(*^^*)1年かけて楽しんで頂けたなら本望です。また他の作品で楽しんで頂けるように頑張りたいと思います。ホントに有難うございました(*^^*) (2015年12月29日 17時) (レス) id: 8f5c2f994c (このIDを非表示/違反報告)
朱蝶(プロフ) - kouseiさん» kouseiサン♪はい、完結です!不定期にも関わらずお付き合い頂きホントに有難うございました(*^^*)最後は大晦日ではなく、X'masになってしまいましたが、また他の作品で楽しんで頂けるように頑張りたいと思います。ホントに有難うございました(*^^*) (2015年12月29日 17時) (レス) id: 8f5c2f994c (このIDを非表示/違反報告)
朱蝶(プロフ) - milk さん» milkサン♪有難うございます(*^^*)長いスパンで不定期にも関わらずお付き合い頂きホントに有難うございます、もぉ細かいイベントは中々書かなくなるかもですが、他の作品で楽しんで頂けるように頑張りますね(*^^*) (2015年12月29日 17時) (レス) id: 8f5c2f994c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱蝶 | 作成日時:2015年9月14日 2時