ボクらの強さ。- 誓 - 33 ページ33
<横side>
楽屋にミツが誰かに押されながら入ってきた。
その後ろから姿を見せたのは太輔だった。
驚いた。
まさか元に…なんて思ったけどそうではなさそうだ。
藤 「渉、おはよう。」
横 「おはよう、なぁ今…」
藤 「あぁ、北山が渉に会うの気まずいって言うから背中押しただけ。」
横 「俺?」
藤 「ほら、この間の。」
横 「あぁ…」
それは俺も謝らなきゃいけないと思っていた。
藤 「あ、ねぇ今日もお弁当作っちゃった?」
横 「え、あ、うん。はい。」
藤 「有難う。でも、今日で最後でいいよ?」
そう言った太輔の顔をちゃんと見るとなんだかふっ切れた顔をしていた。
藤 「もぉ大丈夫だから。」
気持ちの整理がついたのか?そんな事は聞かなかった。
どんな風にケリをつけたのかも聞かなかった。
でも今の顔を見れば大丈夫だと俺も思ったから。
横 「そっか、分かった。」
藤 「でも渉のご飯で舌が慣れちゃったから他の飯食べれるかなぁ〜」
横 「食えるだろ(笑)」
太輔が前へ進むなら応援しなきゃだな。
俺がモヤついても仕方がない。
横 「ミツに謝ってくるわ。」
ミツに謝り殴った頬を撫でた。
ミツは困ったような顔をした。
ねぇミツはまだ立ち止まったままなのかな?
横 「ミツ、困った事があったら言えよ?」
北 「困った事…?」
横 「うん、何でもいいからなんかあったら。なっ?」
北 「うん…」
どんどん複雑な顔をするミツを見て根拠も理由も特にない事を思った。
母の勘かな?(笑)
ミツ、正直になっていいんだよ。
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朱蝶(プロフ) - ゆーさん» ゆーサン♪わぁー(;´д`)遡ってなんて恥ずかしくもあり、そんでもって作品数も多いですから大変でしょうに(;´д`)でも有難うございます!!嬉しいです!!人を愛するって本当に正しい答えがないから難しいですよね、人類の永遠の謎だと思います(笑) (2017年1月30日 20時) (レス) id: 79dba4bb20 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー(プロフ) - 今朱蝶さんの作品溯って読ませていただいてます。このお話読みながら涙が止まりませんでした(><)人を愛することって難しいですね。朱蝶さんの作品と藤北を通して私自身も考えさせられました。他の作品もこれから読ませていただきます(*^^*) (2017年1月30日 18時) (レス) id: b2d11b2e22 (このIDを非表示/違反報告)
朱蝶(プロフ) - はちはちはちさん» はちはちはちサン初めまして、お逢い出来て嬉しいです(*^^*)良すぎましたか(笑)有難うございます!どうぞこれからも宜しくお願い致します(*^^*) (2016年1月3日 16時) (レス) id: 8f5c2f994c (このIDを非表示/違反報告)
はちはちはち(プロフ) - すごい良すぎましたー!!!何度も何度も泣きました!メンバーの優しさにも泣かされました!感動させてもらってありがとうございましたm(__)mこれからもたくさん読ませていただきます。 (2016年1月3日 1時) (レス) id: 5cbab18cd3 (このIDを非表示/違反報告)
朱蝶(プロフ) - 345さん» 345サン♪こちらにもいらして頂けて嬉しいてし、有難うございます(*^^*)名言ですか?345サンのは…迷言?(゜▽゜*)なんてのは冗談で(笑)こちらも現在雨で月はみえませーん(。>д<) (2015年10月11日 2時) (レス) id: 8f5c2f994c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱蝶 | 作成日時:2015年2月16日 13時