ボクらの強さ。- 誓 - 17 ページ17
<横side>
あまりに衝撃的過ぎた事実…
いや、ホントに事実か分からない…
でも確かめようがないし、ミツが何も言わなかった…
(( カタン ))
物音にハッとすると太輔が静かに椅子に座ってた。
横 「太輔…」
藤 「ハハ…なんかビックリだね…」
横 「馬鹿…、笑わなくていいんだよ…」
藤 「でもさ、全部つじつまが合うね…」
それには何も言えなかった。
そんな事ないって言ってやれなかった…
『ずっと好きだった』それはやっぱり嘘だと思う。
でも無理強いがホントならミツは仕方がなく…
しばらくすると出てったミツが戻ってきた。
太輔の前で聞く事じゃないかもしれないけど、
もし無理強いされた事が理由ならまだ2人はやり直せるかもしれない…
その望みにかけたかった。
横 「ミツ、大倉クンに何か弱みとか…」
北 「別に握られてねぇよ。」
横 「でも、無理矢理なんてっ」
北 「あー……無理矢理じゃねぇよ。同意の上だ。」
横 「ミツ、庇わなくてもいいんだぞっ!?」
北 「庇ってねーって。流されたんだよ。
元々好きだったからそれでも良いって俺は思ったんだ。
だから同意の上だ。」
(( パシーン ))
藤 「渉っっ!!」
北 「痛ってぇ…」
今度は止められなかった。
俺はミツに勢いよく平手打ちをした。
横 「ふざけんなっっ」
北 「なんだよ、もう1発殴るか?」
横 「ミツに、ミツに太輔の気持ちが分かるかっ!?」
藤 「渉っ!!いいからっ!!」
横 「良くないだろっ!!」
北 「分かんねーよっっ!!分かねーから別れたんだよ。」
横 「ミツ…」
藤 「……。」
北 「もぉいいだろ。殴るなら撮影終わった後にしてくれ。これ以上やられたらメイクで隠せねぇ。」
そう言ってタオルを濡らし頬を冷やしながらミツは撮影の準備を始めた。
ミツ、ホントにホントに太輔への気持ちは無くなったのか…?
ミツの態度が俺の望みを崩していった。
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朱蝶(プロフ) - ゆーさん» ゆーサン♪わぁー(;´д`)遡ってなんて恥ずかしくもあり、そんでもって作品数も多いですから大変でしょうに(;´д`)でも有難うございます!!嬉しいです!!人を愛するって本当に正しい答えがないから難しいですよね、人類の永遠の謎だと思います(笑) (2017年1月30日 20時) (レス) id: 79dba4bb20 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー(プロフ) - 今朱蝶さんの作品溯って読ませていただいてます。このお話読みながら涙が止まりませんでした(><)人を愛することって難しいですね。朱蝶さんの作品と藤北を通して私自身も考えさせられました。他の作品もこれから読ませていただきます(*^^*) (2017年1月30日 18時) (レス) id: b2d11b2e22 (このIDを非表示/違反報告)
朱蝶(プロフ) - はちはちはちさん» はちはちはちサン初めまして、お逢い出来て嬉しいです(*^^*)良すぎましたか(笑)有難うございます!どうぞこれからも宜しくお願い致します(*^^*) (2016年1月3日 16時) (レス) id: 8f5c2f994c (このIDを非表示/違反報告)
はちはちはち(プロフ) - すごい良すぎましたー!!!何度も何度も泣きました!メンバーの優しさにも泣かされました!感動させてもらってありがとうございましたm(__)mこれからもたくさん読ませていただきます。 (2016年1月3日 1時) (レス) id: 5cbab18cd3 (このIDを非表示/違反報告)
朱蝶(プロフ) - 345さん» 345サン♪こちらにもいらして頂けて嬉しいてし、有難うございます(*^^*)名言ですか?345サンのは…迷言?(゜▽゜*)なんてのは冗談で(笑)こちらも現在雨で月はみえませーん(。>д<) (2015年10月11日 2時) (レス) id: 8f5c2f994c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱蝶 | 作成日時:2015年2月16日 13時