ボクらの強さ。- 誓 - 11 ページ11
<北side>
今日、アイツから話しかけてきたな…。
前を向き出したのかな…。
なら、部屋の荷物も取りに行かなきゃな…。
置いといたら俺の事嫌でも思い出すしな…
早く悲しみから抜けてくれ…
頼むから…
そのためだったら何でもするから…
倉 「ほら、焼けたで。」
北 「ん、あぁ。」
倉 「お前なぁ、俺放置すんのは百歩譲って許すわ。
でも肉は放置したらあかんっ!!」
北 「わかったわかった(笑)」
大倉はあれから俺を飯によく連れ出してくれる。
それこそ毎日。
仕事忙しいだろうに、ホント良い奴だよ。
倉 「ジッと見てなんやねん、焦げるわ。」
北 「まじで?じゃぁ、焦げるまで見ててやるよ。」
倉 「っっ!!///」
北 「照れんな、キモいわ(笑)」
倉 「クソガキっっ!!」
北 「タメだわっ!!」
倉 「知っとるわボケッ!!」
ほら、俺は笑えてるから大丈夫。
倉 「なぁ、そろそろ話してくれても良ぇんちゃう?」
北 「何を?」
倉 「宏光が企んでる事。」
北 「なんの話?」
倉 「気付いてないと思ったら大間違いやで?」
北 「だから、なんだよ(笑)」
倉 「なんか企んでるやろ?じゃなきゃ、あんなに泣いてたのに数時間で覚悟決めたような顔せぇへん。」
北 「……。」
倉 「力になってやるから、言うてみ?」
北 「お前は関係ねぇから…」
倉 「アホか、もぉ半分関係してんねん。」
北 「でもよ、」
倉 「俺は宏光の味方や。なんでも1人でやろうとすんなや。」
北 「…優しいお前を巻き込めない。」
倉 「宏光のためやったら悪魔に魂売ったってかまへん。」
北 「馬鹿か…」
倉 「せやね、俺ら馬鹿やね。」
俺は少しだけ自分の考えを話した。
大倉は話を聞くとニッと笑って大変やねって言った。
(( ピルルルルル ))
倉 「鳴っとるで?」
北 「わりぃな。もしもし?」
横尾サンからの電話。
明日仕事前に会うことになった。
倉 「今日泊まっていき。」
北 「いいよ、ホテル戻るし。」
倉 「毎日コインランドリーしんどいやろ。」
北 「ん、まぁ…」
倉 「明日、俺も同じ撮影やから。一緒行こ?」
北 「でも、俺ちょっと早めに…」
倉 「平気平気。俺らの方が時間先やから。」
北 「じゃ、お言葉に甘えまーす。」
倉 「どぞー。」
その夜横尾サンに何を聞かれるか、何を話すか、
そんな事を考えながら眠りについた。
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朱蝶(プロフ) - ゆーさん» ゆーサン♪わぁー(;´д`)遡ってなんて恥ずかしくもあり、そんでもって作品数も多いですから大変でしょうに(;´д`)でも有難うございます!!嬉しいです!!人を愛するって本当に正しい答えがないから難しいですよね、人類の永遠の謎だと思います(笑) (2017年1月30日 20時) (レス) id: 79dba4bb20 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー(プロフ) - 今朱蝶さんの作品溯って読ませていただいてます。このお話読みながら涙が止まりませんでした(><)人を愛することって難しいですね。朱蝶さんの作品と藤北を通して私自身も考えさせられました。他の作品もこれから読ませていただきます(*^^*) (2017年1月30日 18時) (レス) id: b2d11b2e22 (このIDを非表示/違反報告)
朱蝶(プロフ) - はちはちはちさん» はちはちはちサン初めまして、お逢い出来て嬉しいです(*^^*)良すぎましたか(笑)有難うございます!どうぞこれからも宜しくお願い致します(*^^*) (2016年1月3日 16時) (レス) id: 8f5c2f994c (このIDを非表示/違反報告)
はちはちはち(プロフ) - すごい良すぎましたー!!!何度も何度も泣きました!メンバーの優しさにも泣かされました!感動させてもらってありがとうございましたm(__)mこれからもたくさん読ませていただきます。 (2016年1月3日 1時) (レス) id: 5cbab18cd3 (このIDを非表示/違反報告)
朱蝶(プロフ) - 345さん» 345サン♪こちらにもいらして頂けて嬉しいてし、有難うございます(*^^*)名言ですか?345サンのは…迷言?(゜▽゜*)なんてのは冗談で(笑)こちらも現在雨で月はみえませーん(。>д<) (2015年10月11日 2時) (レス) id: 8f5c2f994c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱蝶 | 作成日時:2015年2月16日 13時