ボクらの弱さ。- 願 - 46 ページ48
<横side>
電話先で泣き崩れる太輔。
とても会話なんて出来なくて家へ向かった。
玄関が開くとそこには泣き張らした顔。
藤 「わた…」
横 「うん、話聞くから…」
中に入り太輔の代わりに飲み物を用意して腰を下ろす。
大倉クンからミツを好きだと言われたから、
今日までの話を聞く。
俺はミツからメールが来た事を伝えた。
でも嘘だと思った内容は言わなかった…。
太輔は黙って聞いた。
藤 「ミツは…、俺を許したんだね…」
横 「え…?」
藤 「俺が楽になるようにしてくれたんだと思う…。
俺が弱かったから…。」
俺の話を聞いて太輔は涙を拭った。
まるでミツの意図が分かったように呟いた。
藤 「なんてね…、良いように解釈したいだけなのかも…」
下手な事を言いたくなくて俺はが口を開くことはあまりなかった。
藤 「俺さ…、ミツに何も言えなかったんだ…」
横 「何もって?」
藤 「謝ったり、今までの感謝とか…」
横 「言える日来るよ。」
藤 「聞いてくれるかな…」
横 「当たり前じゃん、だってミツだよ?」
藤 「そうだね…」
ホントにこの2人は終わってしまったのだろうか…?
どうしようって泣きつかれると思ったのに、
話ながら少しずつ受け入れるように落ち着いていく太輔を見てると苦しかった…
でも、
受け入れられたら何も出来ない…
なぁミツ、太輔、俺の方が受け入れられないよ。
藤 「ミツが笑うの望むなら笑わなきゃね…」
横 「無理しなくていいんだぞ…?」
藤 「無理か…もぉ全部無理だよ…ハハ…」
そう言ってまた涙を流す太輔を抱き締めた。
そうだ受け入れたなんてそんな事すぐ出来ないよな…
ずっと一緒に居たんだ…
はい、分かりましたって受け入れられないよな…
太輔を抱き締めながら俺も一緒になって泣いた。
この2人ほどじゃないだろうけど、俺もツラかった…
どうにか出来るならしてやりたいよ…
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朱蝶(プロフ) - MISAさん» MISA様♪体調大丈夫ですか??私はそちらが気になって(笑)1部終わりました!!私も切なさ満載ですがきっとリクエスト無かったら書かない内容でしたのでホントに書かせて頂いて感謝してます!!最後まで楽しんで頂けるように精一杯書かせて頂きます!!MISA様ダイスキデス!! (2015年2月16日 13時) (レス) id: 8f5c2f994c (このIDを非表示/違反報告)
朱蝶(プロフ) - 倉北大好きさん» 倉北大好きサン♪1部無事に終わりましたぁー(*^^*)最後はもぉみんな泣けーって思いながら書きましたから!!泣いて頂けて良かった!!←変なコメントだなww みんな切なさ満載ですが第2部も頑張ります(*^^*) (2015年2月16日 13時) (レス) id: 8f5c2f994c (このIDを非表示/違反報告)
朱蝶(プロフ) - みつらーぶさん» ももかサン♪朝から号泣でごめんなさい(^_^;)胸まで痛めちゃうぐらいの入り込み!!感謝デス(*^^*)第2部も切ないかもですが頑張ります!!ももかサンの優しさいつも癒やされます♪ももかサンダイスキデス(*´∇`*) (2015年2月16日 13時) (レス) id: 8f5c2f994c (このIDを非表示/違反報告)
朱蝶(プロフ) - みゆさん» みゆサン♪横尾サンは2人を見守り隊ですから(*^^*)大好きな2人が離れてもしかしたら横尾サンが一番ツライかもです(^_^;)2部頑張りますのでこの後も宜しくお願いします(*´∇`*) (2015年2月16日 13時) (レス) id: 8f5c2f994c (このIDを非表示/違反報告)
朱蝶(プロフ) - たまきさん» たまきサン♪サーバーダウンやられましたよね(^_^;)朝早くからヘビーな話を…有難うございますm(__)m2部も頑張ります!!たまきサン毎回コメント有難うございます♪たまきサンのコメは内容がちゃんと伝わってるなって安心します♪たまきサン大好きです(* ̄∇ ̄*) (2015年2月16日 13時) (レス) id: 8f5c2f994c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱蝶 | 作成日時:2015年2月5日 17時