僕らの匙加減。

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宮 ｢あれ？洗濯物こんなキレイだったっけ？｣


玉 ｢さぁ？｣


宮 ｢ありがと｣


玉 ｢何が？｣








ミヤデレラは少しずつ気付いていました。

魔法使いが自分のために何かしてる事を。

ミヤデレラはそれが凄く嬉しくて、

魔法使いに何かお礼をしたいと考えました。








宮 ｢ねぇ魔女っ子ちゃん｣


玉 ｢だから魔女じゃねーって！｣


宮 ｢･･･魔女と魔法使いって何が違うの？｣


玉 ｢救急箱と四次元ポケットぐらい違うよっ｣








わぉ、すっごい平成的な例え方(笑)








宮 ｢ふーん･･･じゃあ魔法ちゃん？｣


玉 ｢うげー･･･やだぁー｣


宮 ｢じゃあ俺が名前をつけてあげるよ！｣


玉 ｢なまえ･･････ど、どんな？///｣


宮 ｢うーん･･･あっ！ユウなんてどぉ？｣


玉 ｢ゆーう？なにそれ？｣


宮 ｢優しいのユウだよっ♪｣


玉 ｢別に優しい事してないけどね〜｣


宮 ｢むふふ♪｣


玉 ｢なんだよ？｣


宮 ｢優しくなりますようにって意味だよー♪｣


玉 ｢あっそ。なら勝手にすれば〜｣


宮 ｢ユウちゃんいつもありがと｣


玉 ｢･･･弄られるのがそんなに好きだったとはね〜｣


宮 ｢わぁぁぁぁぁぁあっっ｣








魔法使いが指をクイッとやると、

庭先のホースがまるで蛇のようにうねり、

ミヤデレラに目掛けて水を吹き出しました。

どうやら魔法使いは照れたようですね。








玉 ｢ばぁーか(笑)｣


宮 ｢やめてー(泣)｣




北 ｢あっ！虹ー♪｣


藤 ｢アイツ1人で何やってんだ？｣


ニ ｢でも楽しそう！混ぜてー♪｣


千 ｢風邪ひかないようにねぇ〜｣








あ、ここでも魔法使いの姿は見えないんですね？

でも七色の虹の下に笑い声が沢山。

うん、今日も平和だね(笑)






『ミヤデレラ Fin.』

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