おとぎ話シリーズ * ミヤデレラ ページ36
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ある所にこき使われ過ぎてる女の子がいました。
北 「おい、これ洗濯しとけ」
藤 「あ、これも」
ニ 「姉さん、飯また不味いんだけど」
千 「ねぇ、この部屋埃っぽくない?」
宮 「や、ちょ、いっぺんに言い過ぎ・・・」
北 「はぁあ?」
宮 「いえ、すみません・・・、すぐやります・・・」
なんとも可哀想過ぎるミヤデレラ・・・。
かける言葉が見付かりません・・・。
玉 「ねぇ、まだ終わんないの?」
宮 「あ、魔女っ子ちゃん!」
玉 「だから毎回言ってるけど魔女じゃねーから」
宮 「だって他に呼び名がないじゃないですか〜」
ミヤデレラの周りを、
フヨフヨと浮いているのは魔法使い。
ミヤデレラは魔法使いと顔見知りでした。
いつの頃か魔法使いが現れてから、
ミヤデレラは魔法使いと仲良くなっていました。
玉 「今日も凄い雑用の量だね〜」
宮 「そう思うなら手伝ってくれたって、」
玉 「甘えんな。別に助けに来てる訳じゃないから」
そぉ魔法使いは何をしにきてるって、
ただミヤデレラを冷やかしにきてるだけでした。
玉 「ほらほら遅い遅い〜(笑)」
宮 「うぉーっ重いーっ!!」
玉 「たはは(笑)」
宮 「あ、魔女っ子ちゃん!お鍋溢れてないか見てくれない!?」
玉 「はぁあ?」
大量の洗濯物を抱えながら、
ミヤデレラは魔法使いにお願いしました。
まぁ大変。お鍋はグッツグツ。溢れるー!って感じ。
それを見た魔法使いは指をパチンと鳴らしました。
あら不思議。
お鍋の火は小さくなりなんとも良い香りに。
宮 「魔女っ子ちゃーん!おーなーべー!」
玉 「あ〜・・・大丈夫じゃない?」
宮 「え、本当?」
玉 「いや、知らない」
宮 「もぉ〜意地悪〜(泣)」
ミヤデレラは慌ててキッチンへ走って行きました。
そんなミヤデレラを他所に、
魔法使いは山盛りの洗濯物の中に、
汚れが落ちてない物を見付けました。
玉 「はぁ・・・」
それにも指をパチンと鳴らしました。
あら不思議。どこの漂白剤も顔負けの白さに。
宮 「はぁ・・・はぁ・・・お鍋平気だったー」
玉 「そりゃ残念。失敗して怒られる所が見たかったなぁ〜」
宮 「酷いなぁ〜」
魔法使いは自分のした事をいつも言いませんでした。
どうやら不器用な優しさをお持ちのようです。
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朱蝶(プロフ) - みつらーぶさん» ももかチャン♪なんだがんだで、移行までお話を作る事が出来ました(*^^*)やっぱりももかチャンの威力は絶大です!!もぉ移行なんて…ってずっと悩んでたんですがももかチャンが好きって言ってくれるとやっぱまだ書こうって思っちゃいました(笑)これからも頑張ります!! (2015年3月11日 18時) (レス) id: 8f5c2f994c (このIDを非表示/違反報告)
みつらーぶ(プロフ) - あきさん♪長編のほう読んでからいっぱい切なくなって、今度こっちに来てみんなが可愛くてニヤニヤして思い出して笑ってやっぱりこのお話はももかの癒しです(*´ω`)移行楽しみにしてます♪中居ぱぱさすがでした!また楽しみにしてます★ (2015年3月11日 13時) (レス) id: c504c909fc (このIDを非表示/違反報告)
朱蝶(プロフ) - りりみつ★さん» りりみつサン♪有難うございます(*^^*)りりみつサン含む皆様のおかげでございます(*^^*)これからも匙加減更新出来るように渉母さんアンテナ張りますね(笑)ホントに有難うございます!! (2015年3月10日 8時) (レス) id: 8f5c2f994c (このIDを非表示/違反報告)
りりみつ★(プロフ) - 朱蝶さん» お気に入り作者700人おめでとうございます(*^^*)これからも朱蝶さんのペースで更新してください♪ずっと応援してます! 連コメすいませんm(_ _)m (2015年3月8日 23時) (レス) id: 6b3b33d2e9 (このIDを非表示/違反報告)
朱蝶(プロフ) - りりみつ★さん» りりみつサン♪お久し振りデス(*^^*)いぇいぇお忙しい中いらしてくださり有難うございます(*^^*)みつクンの顔ね!!ホントみつクン顔ー!って叫びましたから(笑)もぉすっかり匙加減は不定期になってしまいました(笑)なんかあったら是非どうぞ(*^^*) (2015年3月8日 23時) (レス) id: fee23c0756 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:朱蝶 | 作成日時:2015年2月3日 16時