僕らの匙加減。

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それから数日が経ちました。

いやはや権力者とは怖いですね。



王子はあれから脱げてしまった靴を手に街へ。

そして街人1人ずつに履かせて持ち主を探しました。

そしてツンデレラを見つけ出しました。



それからと言うもの、王子は毎日求婚しに行きました。

それをツンデレラは毎日毎日追い返しました。








玉 ｢ストーカーっ！！｣


宮 ｢ツンデレラ今日も麗しいですね！｣


玉 ｢早く城帰れよ！｣


宮 ｢帰りませんぞっ！｣


北 ｢あ、王子。ちゃお〜♪｣


宮 ｢おや、皆様ご機嫌麗しゅう御座います｣


ニ ｢ｷﾓ･･･｣


千 ｢ｺﾗｯ！本当の事言っちゃ駄目でしょ！｣








王子、敬われてないね(笑)








玉 ｢ちょっとお継母様コイツ追い返して！｣


北 ｢ってか、早くくっついちゃえよ｣


藤 ｢そぉそぉ。王子来るの毎日待ってるんだから｣


宮 ｢え？｣


ニ ｢プレゼントも大事にしてるもんね｣


玉 ｢ちがっ//そんな事ないって///｣


宮 ｢あ･･･、ツンデレラその髪留め･･･｣


玉 ｢･･････拾ったんだよっ///｣


宮 ｢ほほう、それはそれは良い物を拾いましたね♪｣


北 ｢素直じゃないね〜(笑)｣


宮 ｢ツンデレラ、僕と結婚して下さいますか？｣


玉 ｢嫌だよっ//この家俺が居なくなったら困るもん//｣


宮 ｢そうなのですか？｣


北 ｢全然｣


ニ ｢何もしないし｣


千 ｢なので、お気にせずどうぞ｣








あらら、日頃の行いが吉とやら凶とやら(苦笑)

でも、ツンデレラにとっては吉かな？








宮 ｢僕と一緒にお城へ来てくれますか？｣


玉 ｢･･････行っても何もしないからっ///｣


宮 ｢良いですよ、ツンデレラが傍に居てくれればそれで｣


玉 ｢キモいんだよっ///｣








って事でめでたしめでたしです(笑)






『ツンデレラ Fin.』

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