僕らの匙加減。

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眩い光が消えると、なんとそこには魔法使い。

にしては、ちょっと軽いノリの一応魔法使いが。






ニ ｢ケンデレラ舞踏会行きたいの？｣


千 ｢行きたいです！行って踊りたいです！｣


ニ ｢1番になれんの？｣


千 ｢なれます！なります！｣


ニ ｢おっけー！ならいいよ♪｣








軽いノリの魔法使いが杖を振りかざすと、あら不思議。

ボロボロだった靴は立派なスニーカーに。

ボロボロだった服は踊りやすく綺羅びやかな服に。

そしておまけにと、格好いい手袋を着けてくれました。

良かったねケンデレラ！カッコいいよ！！








千 ｢うわぁ〜動きやすい♪｣


ニ ｢頑張れよ？｣


千 ｢うん！｣


ニ ｢あ、1番にならないと魔法とけるから｣


千 ｢分かった！｣








そしてケンデレラは、

用意された馬車に乗りお城へ向かいました。

お城へ着くとみんなが踊っていました。

ケンデレラも交ざり頑張って踊りました。

すると継母と姉達が気付いたようです。








北･藤 ｢｢あっ！ケンデレラ！｣｣


玉 ｢ﾁｯ、来やがったか｣


宮 ｢裕ちゃん舌打ち駄目よ〜｣


玉 ｢黙れ｣


宮 ｢俺、お母さんなのにっ(泣)｣








ね、お継母さん、裕子ちゃん大変でしょ？

今絶賛反抗期らしいから本当手が焼けて･･･

って！そうじゃなくて！



ケンデレラは周りに認められて、

無事にコンテストで1位になりました。

そして王様にお城の専属ダンサーに誘われましたが、

ケンデレラはそれを断ってしまいました。



どうやら意地悪でもなんでも、

家族のみんなと一緒に居たいみたいです。

ケンデレラ寂しがり屋ですからね。



その後のケンデレラは姉達にダンスを教えながら、

姉妹の絆を深めたそうです。

ケンデレラは本当良い子ですね。






『ケンデレラFin. 』

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