僕らの匙加減。

寂しんぼ。 ページ27

.






今日はみんなに夕食を振舞います。






先に我が家に着いたのはミツと千賀さん。

そしてニカが只今買い出し中。








『〜♪』


横 ｢もしもし、どした？｣


ニ『あ、横尾さんに言われたやつないんだけどー』


横 ｢え、あるよ。ちゃんと探した？｣


ニ『探したけどなーいー！』


横 ｢あるって！｣


ニ『もぉ、分かんないっ！こっち来てよ！』


横 ｢もぉっ！分かったからそこから動くなよ！？｣








くそっ！！結局自分で行くのかよ！！

まぁ･･･ニカに買い物頼んだ俺が悪いか･･･。








横 ｢ちょっとスーパー行ってくるから待ってて。あ、鍋見といてくれる？｣


北 ｢え、俺も行きたいっ｣


横 ｢15分ぐらいだから待ってて｣


北 ｢やだっ！行きたい！｣


横 ｢もぉ〜じゃあ千賀、鍋見といて｣


千 ｢え、やだっ！俺も行くー！｣


横 ｢そしたら誰が鍋見るんだよ(笑)｣


北 ｢横尾さんが見ればいいじゃん｣


千 ｢そぉだよ。ってかなんでスーパー行くの？ニカは？｣








あー、もー、説明めんどくさー。








横 ｢いいから、2人で待って鍋見てろっ！｣


北･千 ｢｢やだっ！！｣｣


横 ｢なんでよ、良い子で待っててよ〜(苦笑)｣


北 ｢だって、寂しいじゃん。ね？｣


千 ｢うん。ワッターん家なのにワッター居なかったら寂しい｣


横 ｢15分ぐらいだからっ｣


北･千 ｢｢やぁーだぁー｣｣








はぁ･･･俺の方が嫌だよ･･･(泣)




＊＊＊＊＊




横 ｢･･･お待たせ｣


ニ ｢･･･なんで全員来たの？｣


横 ｢･･････さぁね｣


北･千 ｢｢んふふー♪｣｣








鍋の火は止めました･･･、はぁ･･･。






Fin.

着眼点。→←おもちゃ。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す