僕らの匙加減。

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＜横side>








横 ｢おはよう、･･･ってみんな早いね｣








楽屋に入ったらみんなが揃ってた。

珍しすぎて一瞬集合時間間違えたかと思った。








北 ｢あ、横尾さんこっち来てっ｣


横 ｢え、ちょ、引っ張らないでっ｣








ミツに引っ張られてソファーに座らされ、

後ろにいた太輔に目隠しをされた。








藤 ｢わた、ごめんねー。ちょっとだから｣


横 ｢え、本当なに？？｣


藤 ｢ミツいいよ〜｣


北 ｢はぁーい｣








カチャカチャと･･･皿の音？

あ、なんか良い匂いする。








北 ｢いいよー♪｣

藤 ｢じゃあ手退かすよ？｣








視界が開けると、

目の前の机に可愛いマフィンが6個並んでいた。








6人 ｢｢｢｢｢｢Happy Valentine♪｣｣｣｣｣｣








そして満面の笑顔が俺に降り注いだ。

マフィンには似顔絵が書かれてたり、

サインチョコを上手く使って花や星の形にしてたり、

あとは1つ1つにクッキーがささってて、それが･･･

『わっ』『たー』『大』『好 』『き』『♡』

とか嬉しいし可愛い。








横 ｢みんなで作ったの？｣


千 ｢そぉ！昨日各家でね♪｣


横 ｢え、だって3人はうちで･･･｣


玉 ｢その後思い付いたの｣


北 ｢で、話し合って1人1個作ろうって｣


横 ｢まさか俺が貰えるなんて思ってなかったから嬉しいよ、ありがと｣


千 ｢だって、ねぇ？｣


ニ ｢うんうん｣


北 ｢俺ら全員、｣


6人 ｢｢｢｢｢｢わったー大好きだもん♡｣｣｣｣｣｣


藤 ｢バレンタインは好きな人に気持ちを伝える日だろ？｣


宮 ｢俺等みんな横尾さん大好きだからね｣


ニ ｢だから俺らからの気持ち！｣


千 ｢ねぇ食べて食べて！｣


横 ｢待って待って、写真写真！｣








可愛いマフィンを写真に納めて1個かじった。








北 ｢それ俺の！旨い？旨い？｣


横 ｢うん、甘過ぎなくて美味しい｣


ニ ｢俺のも俺のも！この顔書いたやつ！｣


横 ｢待てって(笑)｣


玉 ｢コレ俺の。中チョコ入れた｣


横 ｢本当？楽しみ｣


千 ｢この花の俺！｣


宮 ｢星は俺っちで〜す♪｣


横 ｢キレイに出来てるよ｣


北 ｢クリームが花びらになってるの太輔がやったんだよ！｣


横 ｢器用じゃん｣


藤 ｢んふふ♪｣








みんなが自分なりに作ってくれたマフィン。

俺ってキスマイ1幸せ者だなぁ。

みんながいてくれるなら俺はずっと1人でもいいかも(笑)






Fin.

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