僕らの匙加減。

だぁれ？ ページ19

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｢本当にキスマイのお母さんみたいですね(笑)｣








そんな事を雑誌の撮影中に言われた。

その前にアイツ等が煩くしてたから一喝入れたのだ。

それを見てスタッフが笑ってそう言った。



そんな撮影の休憩中。

楽屋に戻って寛いでいると千賀が俺の前に立った。








千 ｢ねぇねぇ、お父さんは？｣


横 ｢は？｣


千 ｢お母さんが横尾さんならお父さんは誰？｣


横 ｢誰って･･･｣








俺が聞きたいわ。

でも目をくりくりさせて俺に首を傾げる千賀。

あぁ･･･おふざけじゃなくて純粋に気になってるのね。

すると、それに便乗して悪ガキ共がやってきた。








ニ ｢うちにはお父さんいないの？｣


宮 ｢なんでいないの？｣


玉 ｢俺らも大きくなったし話してよ･･･｣


北 ｢お父さんに会いたいよぉぉぉぉ｣








やんややんや言いながら俺の周りに集まり、

みんなして駄々こねる子供のように俺を揺らした。








千 ｢もぉっ！みんな子供じゃお父さんいないじゃん！｣








誰か助けて･･･。

太輔が遠目に見てるけど笑ってる･･･。

いや、笑ってないで助けろよ･･･。








横 ｢お父さんは太輔｣


藤 ｢えっ｣








ははぁ〜ん、ざまぁみろ！

とばっちり受けろ〜(笑)








千 ｢ガヤさんは違う｣


玉 ｢違うね｣


宮 ｢だって、｣


ニ ｢ガヤはミツのだから！｣


北 ｢てへ♡｣


藤 ｢ふふ♪｣








なんたよそれっ！？意味わからんっ！！








北 ｢ねぇねぇ、だれぇ〜？｣


玉 ｢お母さん教えて！｣


宮 ｢我々は知る権利がありますぞ！｣


ニ ｢1度で良いから会いたいんだっ！｣








え〜･･････何この悪ノリ･･･。

答えるまでこのままとかやだぁ･･･。

えっとえっと･･････んー･･････あ。








横 ｢中居さん｣


ニ･宮 ｢｢えっ！？｣｣


玉 ｢あ〜｣


北 ｢中居さんかぁ〜｣


千 ｢そぉだね！中居さんだ！わぁーい♪中居さんがお父さんだぁー♪嬉しいー♪｣


藤 ｢･･･ﾌﾟﾌﾟ(笑)｣








千ちゃん納得してくれたけど･･･、

中居さん勝手に名前使ってごめんなさいっ(泣)






Fin.

7人。→←続続･長男(長女)。

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