僕らの匙加減。

末っ子(三女)。 ページ2

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千 ｢ワッター！これあげる！｣








差し出された手の上には、

小さい小さいフライパンと目玉焼きの･･･

これは食品サンプル？








横 ｢なにコレ？｣


千 ｢キーホルダーだよ♪｣


横 ｢どしたの？｣


千 ｢ガチャガチャ！凄いリアルでしょ！？｣


横 ｢うん、まぁ…｣








で、コレをどうしろと？(笑)








千 ｢見て、俺はコレっ！可愛いでしょ〜♪｣








今度はフルーツの食品サンプル。

多分このフライパンとかと同じシリーズ。

ってかね、千賀さん。

こーゆーのでキャッキャッと、

どんどん女子化が進んでるじゃないですか･･･。








横 ｢で、なんで俺に？｣


千 ｢ご飯って言ったらワッターでしょ？｣








え、違う？みたい感じで顔キョトンとしてるけど･･･








横 ｢貰っていいの…？｣

千 ｢うん、だって俺欲しかったのフルーツだから♪ご飯のやつはねワッターのためにやったの♪｣








あぁ…笑顔が眩しいっ

汚れがないっっ








『ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ･･･』


横 ｢有難う、家の鍵に付けようかな｣


千 ｢ｴﾍﾍ、またなんか良いのあったら持ってくるね♪｣








頭を撫でられ嬉しそうに立ち去る千賀さん。

うん、あれだね。

変な形の石見付けたりするとさ、

持ってきて自慢する子供と一緒だね。完全一致。








北 ｢あ、なにそれ？うまそぉ〜｣


横 ｢食べれないやつだよ｣


北 ｢みしてぇー｣


横 ｢口いれちゃうからだぁーめ｣


北 ｢俺は赤ん坊かっ！？｣


横 ｢ハハッ(笑)｣








健永くん、そのまま無邪気でいてください(笑)






Fin.

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