僕らの匙加減。< 3 >

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さて問題は･･･






た ｢みっちゃん、ぼくにもすきっていって？｣


み ｢たいちゃはにぃにれしょっ｣


た ｢おにいちゃんだとだめなの･･･？｣


み ｢たいちゃはみったんにゆーのっ｣


た ｢みっちゃん･･･すき･･･｣


み ｢みったんはゆうちゃにゆーのっ｣








ったく、あの馬鹿･･･。

なんだか訳分かんない方程式を勝手に作りやがって。








横 ｢みっちゃん、好きはみんなに言っていいんだよ？｣


み ｢ぅ？｣


横 ｢好きはお兄ちゃんとか弟とか関係ないの｣


み ｢？｣








うん、分かんないよね(笑)








横 ｢ママは3人共大好き。みっちゃんは裕くんだけ？｣


み ｢･･･｣


た ｢ぼ、ぼくは、みっちゃんもママもゆうくんもとしくんもすきっ｣


と ｢ぼくもみんなすきー♪｣


千 ｢俺もみんなすきー♡｣


横 ｢みっちゃんは？｣


み ｢･･････みったんもみんなしゅきっ！｣


た ｢ぼくも･･･？｣


み ｢たいちゃしゅきっ♡｣








ギュッと太輔に抱き着いて、

まぁ太輔もこの上なく嬉しそう(笑)








た ｢みっちゃんっ、ぼくにもチューしてっ！｣


み ｢ちゅー｣


た ｢ぼくもちゅー♡｣


み ｢んひゅひゅ♪｣


千 ｢解決？｣


横 ｢みたい(笑)｣


み ｢ゆうちゃはしゅき？｣


横 ｢裕くんはまだ言えないよー(笑)｣


み ｢しゅき？｣


ゆ ｢しゅ･･･｣


横･千 ｢｢！？！？｣｣


ゆ ｢しゅ･･･しゅ･･･｣








喋る！？！？

頑張って言おうとしてるっ！？








横 ｢裕太！頑張れ！すきだよ！すーきっ！｣


ゆ ｢しゅ･･････しゅちっ｣


千 ｢キャー♡｣


横 ｢裕太ー♡もっかい言って？もっかい！｣


ゆ ｢？｣


横 ｢ママの事好き？｣


ゆ ｢しゅち〜｣


横 ｢ママも大好きだよぉぉぉ♡｣








意味は分かってないだろうけど、

好きと言われて嬉しくない訳がないっ♡








横 ｢裕太ー♡ん、ん？｣








裕太を溺愛してると、下から服を引っ張られた。

目をやると太輔とみっちゃんが俺をガン見。








た ｢ぼくは？｣


み ｢みったんわ？｣








あーもーこの子達は･･･、本当に可愛いんだから(笑)








横 ｢太輔もみっちゃんもだぁーい好き！｣


た ｢わっ！｣


み ｢くりゅちぃ〜｣


ゆ ｢う〜｣








みんなみんな、大好きだよ。

これからも沢山伝えるからママにも伝えてね。






Fin.

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