僕らの匙加減。< 3 >

初詣。(幼) ページ20

.







た ｢わぁっ♪｣


と ｢おまつりだぁー♪｣


み ｢いっぱぁぁいっ！｣








今日は近くの神社に初詣に来ました。








千 ｢思ったより空いてるね｣


横 ｢うん、やっぱ午前中来てよかったわ｣


二 ｢ほれ、俊と太輔は手繋げ。ミツはおいで｣


た ｢ねぇねぇ、わたあめほしいっ！｣


と ｢ぼくもっ！｣


千 ｢はいはい(笑)でもまずは、神様に挨拶！｣








元日は流石に人混みが酷いから、

二日の午前中にやってきたけど、

うん、思ったより空いてて助かる。

去年は昼過ぎに来たら凄い混んでて、

出店とか全然寄れなかったんだよね。








千 ｢はい、ここ並んで〜｣


た ｢なにするの？｣


千 ｢神様にご挨拶だよ｣








参拝列はそこそこ並んでたが、

進みが良くてあっという間にあと前に2人ほど。








千 ｢はい、俊、太ちゃん、5円玉｣


た･と ｢｢？？｣｣


横 ｢あそこの箱見える？あれに投げるんだよ｣


た ｢なげるのっ！？｣


と ｢すてるのっ！？｣


千 ｢違うよ(笑)お願い事をするんだよ｣


た ｢おねがいごとぉ？｣


横 ｢そぉそぉ、あ｣








そうこうしてるうちに順番が回ってきた。

千賀が俊くんと太輔と。

ニカはみっちゃんを俺は裕太を抱っこしながら。








※※ここからは3組の参拝をご覧下さいませ※※








《千side》


千 ｢はい、これで上の鈴鳴らして？｣


た ｢おっきぃ〜｣


と ｢おちてこない？｣


千 ｢はは(笑)落ちてこないよ、ほら2人でせーのっ｣



『ｶﾞﾗﾝｶﾞﾗﾝ･･･ｶﾞﾗﾝ･･･』


た･と ｢｢なったぁ！｣｣


千 ｢はい、じゃあ俺の真似してね？｣








二礼二拍手をすると俺の隣でオチビ2人が真似をした。








千 ｢はい、次はご挨拶｣


と ｢こんにちわーっ！！｣


千 ｢ちょ、違う違うっ///｣








周りの人にクスクスと笑われ恥ずかしい思いをしつつ、

お願い事を静かにしなさいって伝えて手を合わせた。








今年も家族全員無病息災でありますように！！








チラッと2人を見ると何やら一生懸命お願いしてる(笑)

何をお願いしたのかなー？








千 ｢出来た？はい、じゃあもう1回お辞儀して？｣








拝殿前から離れて横尾さん達を待ってると、

2人がコソコソと内緒話をしていた。








た･と ｢｢ｷｬｯｷｬｯ♪｣｣








なんか楽しそ〜。それに良い天気〜。

良いお正月だなぁ〜。

< 2 >→←< 2 >

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す