僕らの匙加減。< 2 >

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み ｢とりぃー♪｣


た ｢みっちゃんあーん？｣


み ｢あー♪｣







夜は勿論2人が買ってきた焼き鳥でご飯。

ママ特製焼き鳥飯です。

今日はこれだけでいっかって他におかずはなし(笑)



かわりに机の真ん中にはコップに飾られた野菊。

その茎に赤とピンクのリボン。

俺はもぉこれだけで胸いっぱい。



焼き鳥はお姉さんが気を付かってくれたのか、

紙袋でもパックでもなく、

なんとジップロックに入っていた(笑)

おかげで液が漏れる事もなく綺麗なままだった。








横 ｢美味しい？｣


た ｢うんっ♪｣


み ｢うまぁー♪｣


た ｢みっちゃんついてるよっ｣


み ｢ぅ？ん"ー｣








口の回りを汚すみっちゃん。

それを拭いてあげる太輔。








ゆ ｢あ〜｣

横 ｢はいはい、裕太もいっぱい食べような〜？｣








もう少ししたらこの2人に裕太も加わって、

もっと賑やかになるのかな･･･。








み ｢たいちゃ、あ〜｣


横 ｢みっちゃん！自分で食べなさい！｣


み ｢いーっだっ｣


横 ｢･･･ｺﾉﾔﾛｳ｣


千 ｢ﾌﾌ、みっちゃんはたいちゃん大好きだもんね〜？｣


み ｢ねぇー♪｣


た ｢はい、みっちゃん、あーん｣


み ｢あ〜♪｣








ったく･･･。

でもまぁみっちゃん今のうちに沢山甘えときなさい。

太輔からいっぱいお兄ちゃん学びなさい。

次はお兄ちゃんしなきゃなんだから。








みっちゃん、裕太がおつかい行く時は宜しくな？(笑)








た ｢あ、ままぁ、て よごれちゃったぁ｣


横 ｢あーもぉ、ほらティッシュ｣


み ｢みったんすゆっ！あい、ごちごち〜｣


た ｢ありがとー♪｣


千 ｢んふふ、みっちゃんやさし〜♪｣


二 ｢兄ちゃんがしっかりしてるからだな(笑)｣








でもやっぱり、もう少しこのままで。

あまり早く成長しないで欲しいなんておかしいかな？








これは今日1日でちょっと成長した、

長男と次男と、母の話。








Fin.

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