僕らの匙加減。< 2 >

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た ｢すみませんっ！｣


女 ｢はぁーい、あら！｣


た ｢あの･･･ｿﾉ･･･///｣







無事にお店に着いたけど、

ここにきて太輔の人見知りが発動。太輔！頑張れ！！








た ｢ｴｯﾄ･･･///｣


女 ｢今日は2人だけ？おつかいかな？｣


た ｢･･･///｣








あーーー･･･あーなったら駄目だ。

さっきまで頑張れてたのに！！

太輔！メモ渡すだけでいいんだよっ！！








み ｢おちゅかい！！｣








み、みっちゃぁぁぁぁん♡

そぉそぉおつかい！！








女 ｢偉いわねぇ〜♪｣


み ｢とり！ちょうらい！！｣


女 ｢どれがいいのかなぁ？｣


み ｢んっとね〜･･･みったんがしゅきなのっ｣


女 ｢･･･ﾌﾌ、みっちゃんはどれが好き？｣


み ｢ん〜どえだお･･･。こえ？あ、こえかなぁ･･･｣


女 ｢ｸｽｸｽ(笑)｣








みっちゃん･･･(苦笑)

2人の名札を見た、感じの良いお姉さん。

多分よく行くから2人を覚えてくれてるっぽい！








女 ｢何買うかママに聞いてる？｣


み ｢ぅ？とり！｣


女 ｢･･･(苦笑)たいすけくんは分かるかな？｣


た ｢///｣








たいすけぇぇぇメモだよぉぉぉ(泣)








女 ｢なんかメモとかないかな？｣


た ｢あ｣








おっ！思い出した！？

太輔はケースにピッタリくっついて、

焼き鳥を見つめるみっちゃんの肩を叩き、

自分の方に向かせるとポーチを弄り出した。

よしっ！太輔偉いぞっ！！っと思った矢先･･･








み ｢めっ！！こえみったんのっ！！｣








ポーチをグイッと自分に引寄せ、あげないポーズ。

あっっんの機関銃がぁぁぁ！！








た ｢みっちゃんそれちょーだい？｣


み ｢やっ！こえしゅごいもん！！｣





千 ｢あ〜凄い凄い言ったのが逆効果？(苦笑)｣


横 ｢さっきまで泣いてたくせに｣


千 ｢さて、たいちゃんはどうするかなぁ〜？｣





た ｢･･･みっちゃん、おねがぁい！｣


み ｢やっ！｣


た ｢･･･ﾑｩ｣


女 ｢あ、え、あ、えっとみっちゃん！｣


み ｢う？｣


女 ｢お姉ちゃんも凄いの見たいなぁ〜♪｣


み ｢みう？｣


女 ｢うん！｣


み ｢みうだけよっ？｣


女 ｢うん、取らないよ〜｣








お姉さん上手い！！

みっちゃんはモソモソとメモを出すと、

お姉さんに自慢気にメモを広げた。

お姉さんの顔が傾いたのを見ると、

どうやら逆さに広げてるんだろうな(苦笑)

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