僕らの匙加減。< 2 >

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北 ｢ごめんな？大丈夫？｣


藤 ｢ミツが擦ってチューして大好きだよって言ってくれたら大丈夫だと思う･･･｣


北 ｢うん、大丈夫そうだな｣


藤 ｢やぁーだぁー！大丈夫じゃなぁーい！いーたぁーいー！｣


北 ｢ったく、いちいち面倒なやつだなぁ｣








ソレを面倒にしたのは紛れもなくミツだけどね。

責任もってくださいよ。

ブツブツ言いながら肩を擦ってるけどさぁ〜、

だから、箸を置けって言ったのに。








北 ｢もぉいい？｣


藤 ｢まだ痛い･･･｣


北 ｢そんなに？あ、血出てるわ｣


藤 ｢舐めて･･･｣








そして太輔も変わらず馬鹿だな。

ミツがしないって分かってるだろうに。

いや、試しに言ってるんじゃなくて常に本気か。








北 ｢すみませーん、カラシはありますかー？｣


玉 ｢タバスコならありまーす｣


千 ｢塩ならありまーす｣


二 ｢レモン汁ならありまーす｣


宮 ｢マキロンもありまーす｣


北 ｢よし、全部ください｣


藤 ｢みーつー酷くない？ミツがやったんだよ？もっと優しく心配してくれてもよくない？｣








おや、馬鹿が反撃を始めたかな？








藤 ｢ミツがそうゆう態度なら流石の俺も怒るよ？｣


北 ｢ぇ･･･ぁ･･･ｺﾞﾒﾝ･･･｣


藤 ｢ちょっと、こっち来て｣


北 ｢ん･･･｣








ソファーに手招き、膝に座らせ･･･

ってか絶対太輔怒ってないよね？

確実にミツに罪悪感を植え付けるために、

何かするつもりだよね？



悪どいね〜やだね〜怖い怖い。

あ、お茶なくなったわ。

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