僕らの匙加減。< 2 >

土用の丑の日。 ページ13

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北 ｢うっなっぎっ♪うっなっぎっ♪｣






今日は土用の丑の日。

なので弁当が豪華らしい。








北 ｢うっなっぎっ♪うっなっぎっ♪｣


藤 ｢みーつー♡｣


北 ｢にゅるん♪｣


藤 ｢にゅるん！？｣








おぉっ！まるで掴みにくい鰻のごとく、

太輔の腕からにゅるんと逃げた(笑)








北 ｢はーやく来っないかなぁ〜♪｣








そぉ、現在お弁当待ち。

うちの娘さんは箸を持ちながらはしゃいでます(笑)

楽屋内をウロウロ･･･いや、ルンルン？








玉 ｢暴食うなぎミツ｣


千 ｢電気うなぎイヌ的な？｣


玉 ｢的な｣


二 ｢暴食って役にたたねぇ｣


千 ｢すぐ長谷川さんに捨てられるね｣


二 ｢すずちゃんも拾わないね｣


宮 ｢元々飼い主はいるのでは？｣








そしてこの子達は平然と笑いもせず何故そんな会話を？

まぁ多分意味は無いんだろうけど。








横 ｢ミツ、箸は危ないから置いとけって｣


北 ｢大丈夫うな｣


藤 ｢うなっ！？｣








そんなに鰻が嬉しいか(笑)








玉 ｢うな｣


千 ｢うなうな｣


二 ｢うなうなうな｣


宮 ｢うなうなうなうな｣








･･････。

もぉ、あえて何も突っ込むまい。








藤 ｢みーーつーー♡｣


北 ｢にゅるんっおっ！？｣


藤 ｢にゅるん阻止〜♪｣


北 ｢はぁーーなぁーーせぇーー！！！｣








あぁ･･･ジタバタと･･･埃がたつじゃないか･･･。








藤 ｢い"っっっ！！！｣


北 ｢あ、わり｣


藤 ｢〜〜〜〜ｯｯ(泣)｣








突然肩を押さえ床に崩れる太輔と、

それを覗きこむミツ。








横 ｢どした？｣


北 ｢箸刺さっちった(笑)｣


横 ｢ほら言わんこっちゃない、だから置いとけって｣


北 ｢太輔、すまん。大丈夫？｣


横 ｢肩見してみ？かなり強めに刺さった？｣








太輔のTシャツを捲って見てると、

そこへ1人の娘さんがひょこっと顔を覗かせ･･･








玉 ｢あ、穴開いてる｣


藤 ｢まじっ！？(泣)｣


玉 ｢んな訳ないじゃん｣


藤 ｢･･････｣


玉 ｢あ〜、お腹空いたうな〜｣








これも何がしたかったかなんて追求しても無駄(笑)

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