僕らの匙加減。< 2 >

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＜横side>







藤 ｢み、みつーーーー！！！｣







和やかに過ごしていた楽屋にそんな叫びが響いた。








北 ｢へ？え？なに！？なになに！？｣


玉 ｢びっ･･･くりしたぁ･･･｣


宮 ｢ガヤさん･･･？｣


ニ ｢え、でも寝てたし･･･って寝言！？｣


千 ｢ミツ、ガヤさんとこ行ってあげたら？｣


北 ｢う、うん･･･｣








ミツがオドオドと太輔に近寄ると、

目が覚めたのか太輔は勢いよくミツに抱き着いた。








藤 ｢ミツ！！良かった！！おかえりっ！！！｣








太輔の発言にみんなは口がぽかーん。

詳しく聞こうにも、人に戻れたんだとかろ

痛い所はないかとミツを揺らしてて、

とても声をかけずらい･･･。








横 ｢た、太輔･･･？｣


藤 ｢渉っ！ミツ帰ってきた！あ、ニカも健永も！？良かった、良かったなっ！？｣


横 ｢え･･･あ、うん･･･？｣


二 ｢俺らどっか行ってたの･･･？｣


千 ｢さぁ？｣


北 ｢太輔！落ち着けって！どーしたんだよ！？｣


藤 ｢どーしたって！･･････あれ･･･楽屋？｣








寝惚けてる太輔に一同タメ息。

でも詳しい話を聞いて楽屋はいっきに賑やかに。








玉 ｢ぶはっ！ガヤ頭大丈夫！？(笑)｣


二 ｢俺らがミニオンだって(笑)｣


千 ｢ガヤさん可愛い〜♪｣


北 ｢はぁぁ･･･お前なぁ･･･｣


宮 ｢夢だって気付かなかったの？(笑)｣


藤 ｢だって･･･宮田が作った薬だって言うから･･･｣


二 ｢まぁ確かに、宮田なら出来そう(笑)｣


横 ｢だからって、ありえないだろ(笑)｣


玉 ｢ないない(笑)｣


藤 ｢でも！渉も超可愛いがってたよ！？｣


横 ｢俺はこのままの姿でも充分可愛がってます｣


千 ｢お母さん♡｣


北 ｢全く･･･、何事かと思ったよ･･･｣


藤 ｢ごめん･･･｣


北 ｢まぁでも、そぉなっても愛してくれて･･･ﾄﾞｰﾓ///｣


藤 ｢あ、あ、あ、みつぅぅぅぅ♡｣


北 ｢うわっ///｣


藤 ｢やっぱミツは人の時のが1番可愛いよぉぉぉぉ♡｣








はいはい、良かったね･･･(苦笑)








宮 ｢ねぇねぇ、皆さん｣


横 ｢ん？｣


宮 ｢お菓子ありますが食べますか？｣








宮田がこのタイミングで差し出すお菓子に、

全員が躊躇ったのは言うまでもなかった(笑)





Fin.

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