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Side_em
ここのところの彼女はいつもこうだ。
私の言葉は右から左へ。
1種の反抗期と言うものなのだろうか。
ｶﾞｺﾝｯ
ダクトから出てきたのは、
zm「＿＿ふぅーん！ソワ！
ええかんじやったな！今の！」
「わわっ、ゾム！
いつから見ていらしたの！」
zm「しっかりと始めっから終わりまでみていく！」
「なら私の先程の動き、見ていてくれたのね！」
zm「当たり前やん！いい動きしてたと思うで」
ゾムに誉められて頬をほのかに赤く染めるソワさん。
＿＿ふぅ…とため息がまたこぼれた。
zm「せや！エミさん、
トントンが呼んでたから行ってき？
ここは俺とソワで見といたるから」
em「あぁ、本当ですか、
ありがとうございます。
では少し行ってきますね」
ｶﾁｬﾘと扉を閉めると後ろから聞こえる笑い声。
自分の教育が悪かったのだろうか。
3年の間になにかが変わってしまったのか。
エンチャント金リンゴを服用した直後は、
体が弱かったり、記憶が曖昧だったり、
精神が不安定だったりと
いつも不安げに目に涙を浮かべていたのに。
＿＿＿＿
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作者名：Hallmaki | 作成日時：2020年9月15日 23時
