遊郭 ページ2
Aは貧乳のくせに、色仕掛けで外の男から情報を聞き出す役目。あのクソ野郎は外から鬼を探す役目。俺ら三人は内部から鬼を探りつつ、嫁を見つけ出す役目。
「嫁さん三人...敵に捕まっていなければいいんだけど。」
善逸「...」
「何で苛々しているの?」
このクソ野郎が男前の面してるからだよ!!!
「あ、猪子も売れたみたい。行ってらっしゃい」
善逸「...やだ、アタイだけ余ってる」
「ぶふっ」
天元「...うな重食わせてやるよ。慈悲とかじゃないからな」
「うん...多分売れるから。買ってくれる人いるよ。」
善逸も無事内部に侵入し、私も聞き込みを開始した。男の視線も少しは奪えている。
「素敵な人ね...いい身体している。」
この一言で、男は私にすぐ惚れる。天元の言う通りこの役目に回ってよかったと思うが...胸の方が心配だ、と云われて少し落ち込んでいる。それでも役目をこなし、なんとか様々な情報を収集している。
「女将さんが死んでしまったの?」
男「あの店だ。京極屋って店でな...」
...目が痛い。この影の濃さは...まるで列車の時のようだ。
「ありがとう。また何時か会ったときに、私の時間をまた少し分けてあげる。だからあなたの時間もちょうだい」
___期待させといて、結局彼らには会わない。自分でも悪い女だと思う
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作者名:琲世 | 作成日時:2019年7月25日 12時