Angel13 ページ17
You side
あーだ、こーだと考えながらリビングに向かうと
ソファで昼寝をしている天使が約一名。
大きな翼で己の身体をすっぽり包み込み、
スースーと寝息をたてている。
ソファの前に丸イスを持ってきて、しばし観察。
いつもぱっちりと開かれている目は閉じるとまつげが長いことがよくわかる。
……ふっさふさ。
かわいげのある鼻の下に、ぷっくりと形のいい唇。
よく見ると若干のカミソリ負け。
私「リアルなもん見ちゃった……」
その声を聞いてか聞かずか、唇をもにょもにょ動かす。
私「かわいい//」
タイミングの良さと可愛さに思わず顔がほころんだ。
彼を見ているうちに触れたい衝動が沸き上がってくる。
(男みたいな発言だがそこは気にしない)
天使という名に相応しい幼さが私の母性本能をくすぐるのか、
それとも幼さの中にある男らしさが私の生殖本能を挑発するのか。
私「どっちでもいいや」
どちらにせよ彼の魅力がそうさせていることに変わりはない。
ダイエットがうまくいかない人の大半が持っているであろう
『ちょっとくらいなら……いいよね』
の精神で、彼の顔に触れてみる。
まぶた、鼻、ほっぺた、そして唇に親指を滑らそうとしたとき
宏｢こら｣
くりくりしたアーモンド形の眼にとらえられた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 7人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
羅乃(プロフ) - 更新、楽しみにしてます。 (2014年12月16日 22時) (
レス) id: cc991098a3 (このIDを非表示/違反報告)
羅乃(プロフ) - 更新、楽しみにしてます…。今からCatchLove、更新するので良かったら見て下さい。 (2014年11月2日 13時) (レス) id: cc991098a3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：xEruAx x他1人 | 作成日時：2014年8月7日 21時
