Angel12 ページ16
You side
仕事をやめてから今まで、
退職金と貯金していたお金で生活してきた。
支給されている退職金も今月で最後、といっても
特別評判が良いわけでもなかったぺーぺーの受付嬢に相応しい額だったから
ほぼ貯金を切り崩す形になった。
貯金がもう無いわけではないが、
家でタラタラと暮らす為だけに
もしもの時にと、
涙を呑んで欲しいものを我慢してまで貯めたお金を
使いたくはなかった。
私「仕事、始めないとな…。」
そもそも、二人分の食事や風呂、その他諸々の生活費は馬鹿にならない。
宏光は天使だから食べたり、風呂に入ったりしなくても問題ないらしいけど
優しい私は、
(ただ自分だけ食事をとったりするのに引け目を感じてるだけ)
宏光の分も負担することにした。
その優しさ(?)が裏目に出て、
頭を抱えている訳なのだが。
今さら宏光に食事や風呂を控えてほしいなんて
私「言いにくい……」
それに、私も高いプライドが言うことを許さないだろう。
私「確かあそこのコンビニ求人してたよね…」
とりあえず、コンビニでバイトでもしようと言うことに考え至った。
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羅乃(プロフ) - 更新、楽しみにしてます。 (2014年12月16日 22時) (レス) id: cc991098a3 (このIDを非表示/違反報告)
羅乃(プロフ) - 更新、楽しみにしてます…。今からCatchLove、更新するので良かったら見て下さい。 (2014年11月2日 13時) (レス) id: cc991098a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:xEruAx x他1人 | 作成日時:2014年8月7日 21時