諏訪部さん家のお嫁さん

馴れ初めノ話2 ページ5

「いつもみたいに飲みに行ったら滅多に酔わないくせになんかベロベロになっててこれはやばいと思ってタクシー呼んでる間に」


諏「なんかその時もう色々いっぱいいっぱいで……酔ってたのもあって勢い余って好きだって言ったんだよ……」


「いやあれはすごかったどこの少女漫画かと思ったわ(酔ってるから)頬は赤いし(気持ち悪くて)めっちゃ必死な顔やし」

諏「その後何やかんやあって恥ずかしさが爆発しちゃった可愛い嫁さんは俺をタクシーに放り込んだ後ダッシュで帰ったらしいんだけどそこんとこどうなの？」

「えっなんで追求者ふえた？？」

鈴「えっ帰ったん？？？そのまま一緒に送り届けるやろ少女漫画！！」

「少女漫画じゃねーからな私の人生！！いやもうなんかまともに顔見れなかったから……だって生まれてこの方あんな風に言われたの初めてで……」

鈴「ようは嬉し恥ずかしやん惚気か」

「馴れ初め聞いて来る感じで何となく察してよ！！！！！」

真「それで？？？どうなったんですか？？」

「翌日朝から呼び出されてバッチリ酔ってても記憶ある人だから開口1番謝られた」

諏「忘れてって言った。」

鈴村夫婦「(あぁ……諏訪部くんはこういうとこ鈍いよなぁ……)」

「それでもう昨日の電撃告白よりもう恥ずかしいもんはないだろ。って腹くくって私が少女漫画みたいな糖度とピュアで出来てた言葉をね」

諏「若さゆえ許された事だよねあれね」

「もう黒歴史だよ……穴があったら掘りたい」

鈴「掘ってどうすんの？？」

「地底人に会いに行ってもう地上に戻らないかな……」

真「恥ずかしさ限界突破してるAさん……素敵です……」


「素敵要素皆無だよ！！！真綾ちゃん！！？」

諏「まぁ糖度とピュアの他にも男気溢れてて、まぁここまで言われたら男がね廃るからねちゃんと告白し直しましたよ……」


鈴・真「そんな事が……」


「まぁその後普通に仕事行ったんだけど」


鈴「いい空気台無し！！！！」

真「じゃあ次は同棲編聞きたいです。」


「編ってなんだ〜……」

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