【ハイキュー】【暗殺教室】合宿、かぶっちゃいました！ (ページ7)

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49話ページ7

前原side

Aが出ていった後、夢田先輩の泣く声だけが医務室に響いてた。

その空気を破ったのカルマだった。

カルマ｢夢田先輩だっけ？いい加減泣くのやめてくんないかなぁ？さっきからずっと泣いてるじゃん。
それに青葉城西の先輩方さぁ、いくらなんでもその人を庇いすぎでしょw｣

そう言ってカルマは夢田先輩を指差した。

カルマ｢あんた達はAちゃんを信じられないのかもしれないけど、それを言ったら俺達だってその人を信じれない｣

それに続いて渚と磯貝と茅野も口を開く、

渚｢それに、先輩方は音無さんのこと何も知らないじゃないですか。何も見てきていないじゃないですか。｣

磯貝｢確かにA少し変ですし、口も悪いけど暴力を振るったり、人をおとしめたりなんかしません！｣

茅野「だから木兎さん達はAちゃんを信じてるんですよ！従兄弟だから、長い間Aちゃんのことを見てきてたから。」

そこまで言うと青葉城西の人は気まずく顔をそらせた。でも、

及川「でもさぁ、君達はAちゃんの何を知ってるの？椚ヶ丘中学校って成績でクラスが変わるんだよね？
4月から同じクラスになったとしても、まだ4ヶ月くらいしかたってないよ？
ぼっくんだって、最近全然会えてなかったんでしょ？学校でのAちゃんの様子でもしってたの？」

そう言われてみんな黙ってしまった。

及川「でも、アリスちゃんと、2、3年は2年間一緒に部活してきて、アリスちゃんの事をずっとみてきたんだよ。だから俺達はアリスちゃんを信じてるんだ。」

そう言って及川さんが睨んできた。俺は青葉城西の人達に囲まれていた夢田先輩がニヤッと笑うのを見てしまった。

それを見て、イラッとして、気がついたら叫んでた。

前原「別にお前らに信じてもらわなくてもいいんだよ！！確かに俺達は一緒に過ごしてきた時期は短いかもしれないけど、俺達は決して消えない硬い絆で結ばれてんだよ！」

俺達は殺せんせーを暗殺するために今を頑張っている。このクラスは暗殺という硬い絆があるんだ！

前原「俺、Aを探してくるから。」

その言葉に続いて、磯貝達も医務室を出ていった。

医務室に残されたのはバレー部にはどちらを信じるのか、迷いの目をしながら、ただ、たたずんでいた。