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縁~恐怖~ ページ3
ユ「ここだよ」
綺麗な暁の空の髪。
ドクンッ!
胸が締め付けられるような痛みが襲いそして
とても哀しくなり涙が溢れた。
『緋龍。そう、あなたが緋龍の生まれ変わり。』
Aは少女の髪を撫で優しくキスを落とした。
あれから数日が経ったある夜
闇に飲まれてしまうような真っ黒な森には
月明かりが照らす中星を見上げ
まるで鈴の音のような声で歌を口ずさむAがいた
『巡る時の中で 出会いと別れを繰り返し
また人を愛してしまうのだろうか
何度傷つき泣けば 愛を忘れることが出来るの』
膝の上で安心しきったように眠るうさぎを見て
怖くなった。
怖い。1人じゃないと分かっているのに。
眠ったまま目を覚まさないんじゃないか。
また、1人になるのか、とても怖い。
気づけば涙が頬を伝っていた。
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紗月(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください!楽しみにしてます! (2016年6月30日 18時) (レス) id: 778bb0b763 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:冷奴 | 作成日時:2016年6月16日 15時