約束と思い出と呪い

六　side貴方 ページ6

夏 まあまあ強いて言えばだけど森林教室があった気がする

貴 本当！？

硝 アンタ本当に何も知らないのね。しかも1週間後だけど

五 まあ俺はそんなガキの遊びに付き合ってられる程ひまじゃねぇ。

貴 じゃあお前はお留守番してろ

夏 そうか残念だよ悟

硝 まあ土産くらいは買ってきてやろうか

五 …いや、やぱ行ってやっても

貴 いいよこなくて

五 いや、そう言われたらお前の嫌がる顔見に行く

貴 うっぜ！来たいなら素直にゆえよ

五 ならお前が行くな。お前が行かねぇんだったら俺も気持ちよくいける

貴 無茶苦茶言ってんじゃねぇよ！小学生か！？

五 俺が小学生ならお前は胎児じゃね？

貴 ふざけんな！それまだ産まれてもねぇだろうが

夏 ほら、やっぱり仲良い

貴五 だからよくねえ！

硝 フフ

私と悟が喧嘩してそれを2人が止めて

まだまだ幼い私達はずっとこんな日々が永遠に続くと思っていた

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