医神と行く地獄巡り2【呪術廻戦】 (ページ4)

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「医者の名前は必須でしょ。信用に関わるし」

「藪医者とかな。法律でもあるだろ」

「セカンド・オピニオンとインフォームド・コンセントの事か？意味は違うが……信頼と信用という部分では確かに道理だ。」

「なれば仕方ないな。」と医者は言い、二度目のカルテ提示を行う。

覗き込む二人は医者とカルテを交互に
信じられないと言わんばかりの顔で見つめる。

「いや、はっ？えっ、故人？？？？」

「幽霊……？？？？」

「やはり僕の名前は現代でも浸透しているんだな。良い情報を獲た。が、お前達の言葉と行動が伴ってないぞ。おい、フードを取るな。袖を捲るな。」

「へー、女かと思ったわ」

「……割と身長は小さいな」

「喧嘩を売ってるなら買ってやるぞ愚患者共……！！！！！！」

メキィッとボールペンにヒビが入り今すぐに殴ろうとしているので全力で止めに行く。

「先生ー！！ステイ、ステイ！！」

「この愚患者共はプライバシーの配慮と言うものがないのか！！？」と手を叩き落とすがにょきにょきと手が伸びてくるので腕をひねりあげていた。ああ…二人とも痛そう……。

何はともあれ。

「虎杖悠仁に関しては医者と患者の十分な情報を伝えられた上での合意をまだ得ていないから黙秘権を行使する。何も聞くな」

「んなこと言われたって同期よ！タメよ！？ってか死んだんじゃないの！？」

「お前達の感情で勝手に患者の情報を開示するわけないだろう愚患者め」

「正論すぎるな……」

「腹立つ！！コイツ腹立つぅぅうう！！」

「落ち着いて野薔薇ちゃん………」

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