医神と行く地獄巡り2【呪術廻戦】 (ページ14)

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「その身体で立ち向かうのであればもう少し鍛えるべきだ。節々に不調が見えるが、しっかりとした睡眠は確保出来ているのか？……まて、呪言師といったな、喉はどうなっている？おい、気絶するな。起きろ今すぐに起きろ」

ふら～と崩れていく狗巻先輩の頬をぺちぺちと叩くキャスター。
じゃけ……と震えた声で救命を呼んでいるのでキャスターに止めてもらう。

一旦休憩。全員が満身創痍だった。

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「キャスターさんは何をどうしたらああなるんだ？」

「え？……うーん。そうだな、ケイローン先生っていう体術も医術も色々と極めた人がいるんだけど、その人が恩師だからね………動ける魔術師ほど、厄介なものは無いなあって私も思うよ……」

眉間に皺を寄せる伏黒くんにそう伝えると尚のこと深くなっていく。
まるで乙骨先輩か……？？とボソボソと言っている中、左隣の野薔薇ちゃんが次に唸る。

「更には医術に精通した人、医者だからね……
そりゃ人の急所なんて御茶の子さいさいっていうね………」

「男女差別無く、見事に鳩尾食らったわよ……。アザ出来そうなんだけど……」

「あはは………さすがピオ先生だよね……」

なんて答えていると二人がピオ先生？と聞いてくる。

「あ、えーと。キャスターって呼ぶのもなんだか遠いし、名前で呼ぶのも舌を噛みそうだから…？
それでピオ先生って何時も呼んでるの。」

「ピオ先生……。」

「ピオ先生か。呼びやすいな」

「でしょ。呼んでみると良いよ。ちょっと眉間に皺が寄るけど。」

そう聞いて早速二人がキャスターの所へと向かっていく。
「ピオ先生」と呼ぶと軽く眉間に皺を寄せながらも見つめ返していた。
良かった、ピオ先生に懐いてくれたみたい。仲良くしてくれると嬉しいなあ。

……そういえば、姉妹校と戦うって言うけど、どんな所かな。優しい人達だといいなあ。

なんて数時間前に思ってた私を殴りたいなと思いました。(感想)

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