医神と行く地獄巡り2【呪術廻戦】 (ページ2)

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…………あの頃も距離感バグってたな五条先生。

『アイツはロシリョタコンだから絶対に金的を蹴りあげて落とせ。それか去勢しろ』

『いやん！！お兄様！！グッドルッキングガイでイケメンな五条悟の子供が産めなくなっちゃうよ！？良いの！！？』

『何時お前の子供をAが産むって言ったてめぇ！！！！！！許さねえ！！！！セクハラで訴えてやる！！！！！！』

『照れないでよお兄様～♡お兄様も産んでくれるでしょ？』

『は？？？？？？(ドン引き)』

『僕の家なら男も産めるように出来るはずだから安心して！！痛くしないから！絶対に気持ちよくしてあげる！ね！Aも良いでしょ？お兄様も一緒の方が良いよね？三人で頑張ろう！僕なら絶対に良いパパになるよ！！六眼と無下限に+A達の術式も引き継いで……！うんうん！今からする？？？？？部屋取ろっか？？？？？？』

『しねえよ！！！！変態！！！！！！』

『お兄様顔真っ赤～♡想像してくれたの～？♡』

『怒りで血が上ってんだよクソがぁ！！！！！』

俺が可笑しいの！？と私を見つめるお兄ちゃんが新鮮で面白かった。お兄ちゃんの術式から逃げ回ってる五条先生楽しそうだったな。

なんて思い出して、
思わずふふ、と笑ってしまった。

「お。」

「え？」

「急に笑ってんじゃないわよA……」

「わあ、ごめん…！」

気づけば伏黒くんと野薔薇ちゃんがいた。
起きあけに一人で笑っていたのに驚いたようだ。

果物とかなんか色々と籠にさげて持ってきてくれてた。伏黒くんが簡易イスを持ってきて傍に座ってくれる。

「えっ、2人とも私より回復が早いね？？？？私より怪我酷かったよね？あれ？？？」

「そりゃ私達は身体だけだったからよ。」

「……仁和は身体じゃなくて精神だからな。」

と二人が答えてくれるので、そっかあーと野薔薇ちゃんが向いてくれた林檎にかぶりつく。
甘くて美味しいなあ～しゃくしゃくで新鮮だな～なんて頭を飛ばしていれば、二人が心配そうな顔をして私を見ていた。

「？、どうしたの？」

「…どうしたのって」

「……まだ知らないんだろ仁和は」

「それを、私達の口から言うとは思わないじゃない！」

「…まあな。」

なんて深刻そうな話。
なんだろう？そんな重たい話なのかな。

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