【募集企画】木製の牢獄【無限募集】

├世界観 ページ1

ここは、Tree・Prison。
Prison(刑務所)なんて言うけれど、それは名ばかりで、不思議なことに牢屋は、老朽化した木で出来ている。

しかし、ここから出てこようとするものは誰一人として居ないのだ。
出てくるのを拒むように、怯えている。

あるものは頭を抱え、ナニカに向かい謝罪の言葉を何度も述べる。

あるものは何度も何度も自分の首を締めたり緩めたり。

あるものは、生きているか死んでいるか分からぬような、それでいて呑み込まれるような眼をしてこちらを睨む。

そう、ここに収監される(いれられる)者達は皆、「トラウマ」を持ち、そして、普通の刑務所では手に負えなくなった...



《重罪人》のみである。



このTree・Prisonでは、囚人の更生と、トラウマからの解放を目的としているが、機能しているのは1つのみである。


...この刑務所は、囚人を更生させる気などさらさら無い。


さて、囚人達よ。

「この刑務所から解放され、トラウマから逃げることが出来るのであれば、君達はその提案に乗るか？」

返ってくる答えは当然、《ＮＯ》のみである。

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