嫌な予感 〜上杉視点 ページ12
「じゃあ、俺が小塚と美門に電話するから、お前はアーヤに電話しとけ。」
若武がすっかり上機嫌で言う。
「んで俺がアーヤに電話すんだよ。」
俺が言うと、若武は「お前バカか」と言いたそうな表情になった。
「俺がリーダーだから、もっとも多い人にかけることにしたんだ。お前の負担を少なくしたことに感謝するんだ、上杉。」
そう言い残して、静かなところに移動した若武。
...一人だけ多く電話するだけだろ?
別に負担というほどの物じゃねぇけど。
それに、なぜ若武は俺にアーヤへの電話を任せたのが不思議。
なにか企んでるのか、ただアーヤを買って選んだのか、女子と電話で話したくなかったのか、自分がアーヤに話したくなかったか...
俺はアーヤに電話を掛けながら目を閉じる。
なんでこんなにも嫌な予感がするのだろう...
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ゆう - 今度は、上彩か、小彩が見たいです (2018年9月1日 12時) (レス) id: da04278cc9 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉 - と〜ても面白かったです♪KZ大好きです! (2017年9月8日 16時) (レス) id: b396f5318f (このIDを非表示/違反報告)
栞菜 - Gで、上杉君アーヤの事を名前呼びしていた気が・・・。あと、小説面白かったです! (2017年7月22日 18時) (レス) id: 7d102e222b (このIDを非表示/違反報告)
白梅(プロフ) - あぐりさん» それは確かにそうですが、はっきりとした恋心が芽生えた上杉くんなら呼び名くらいは変わると思います。あとは大した最新をしなにのにわざわざ見に来てくださる方に申し訳なく思います。わざわざ注意して頂き、ありがとうございます (2016年11月20日 22時) (レス) id: 69a9555859 (このIDを非表示/違反報告)
あぐり - 上杉は、アーヤのことを立花と名字で呼んでいますよ。直されたほうがよいかと (2016年11月20日 13時) (レス) id: d7a9f1ad50 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白梅 | 作成日時:2016年1月4日 5時