. ページ10
「と、言うことでナイチンゲールくん。キミの出番だよ」
「私がコロンブスさんに勉強を教えればいいのね。」
「いや、それもそうなんだが…クリスマスかクリスマスイブ空いてるかい？」
「え、ええ…あ、空いてるわよ…。」
「なら、大丈夫だ。」
「？」
何を考えているのか分からないと言う顔をしながらフローレンスはエドワードとコロンブスの元へ行く。エドワードは何かを企んでいるのかいつも以上にニコニコしていているのを見てフローレンスは少し引き攣っていた。
「コロンブスくん、朗報だよ」
「……ぁああ…、？」
「コロンブスくん、フローレンスくんが勉強教えてくれるって」
「マジで!?」
さっきまでテンションの低さが嘘のようにテンションが上がっている。
「…コロンブスさん、補習にならないように一緒に頑張りましょ」
見るからに嬉しそうにするコロンブスを見てエドワードはニコニコしながらコロンブスとフローレンスに追い打ちをかける
「あっ、そう言えばコロンブスくん」
「おう、なんだ？」
「フローレンスくんがね、クリスマス…コロンブスくんとお出かけしたいって」
「「は？/え、？」」
エドワードは素晴らしいほどいい笑顔で爆弾を投下した。今誰よりもこの場を楽しんでるのはこの男だろう。
「それじゃあ、私は帰るねー。」
2人にヒラヒラと手を振り教室を出ていくエドワード。コロンブスとフローレンスはその場で固まるしかなかった、が最初に動いたのはコロンブスであった。
「……ｪ､エドワードの言ったこと本当か？フローレンス…。」
いつもポーカーフェイスを保っているフローレンスだが今は感情がぐちゃぐちゃ。好きな人とクリスマスに出かけたいのはもちろんそうだがやはり恥ずかしい。
「……誰かと出かける予定がないとモチベーションにならないでしょ？。モチベーションないとコロンブスさん…テスト頑張れないでしょ…だからよ。」
フローレンスなりの言い訳だ、少し苦しいが単純なコロンブス相手には充分だったのかコロンブスはすんなり納得した。
「なるほどなぁ、確かにな！誰かと行く予定さえあればテストも頑張れそうだしな！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひかり(プロフ) - ピピピのピさん» 把握ありがとうございます！主さん全く関係ないのに面倒事に巻き込んで貴重な時間使ってしまい申し訳ありませんでした…🙇🏻♀️こちらこそご丁寧な対応助かりました本当にありがとうございました！ (1月2日 15時) (
レス) id: 4dc97dea49 (このIDを非表示/違反報告)
ピピピのピ(プロフ) - ひかりさん» 了解しました、私の方こそご迷惑かけて申し訳ございません。ご対応ありがとうございました。 (1月2日 14時) (レス) id: dd7f2196ba (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - ピピピのピさん» そうなんですね……わざわざごめんなさい迷惑かけました(T_T)作品に何も関与などしないのなら主さんが良ければ私はこのままでいいかな、と思ったんですけどどうでしょうか💦 (1月2日 13時) (レス) id: 4dc97dea49 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - ピピピのピさん» 初瀬川さん…？？全く関係ないですが……作者のところ押してみたら、名前は初瀬川なんですが、作品がすべてピピピのピさんの作品になってるんです。フォロワーもピピピのピさんの数と全く一緒です。なんででしょうか…？ (1月2日 13時) (レス) id: 4dc97dea49 (このIDを非表示/違反報告)
ピピピのピ(プロフ) - ひかりさん» 関係ないと思いますが、作者のところ押したら初瀬川さんという方が出てきたのですが何か関係はありますでしょうか…？ (1月2日 10時) (レス) id: dd7f2196ba (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
