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沢山泣いて、沢山飲んで。葵の今までの蓄積されていたであろう不安が全て初音にぶつけられた。そんな葵は珍しく酔い初音の肩を使ってそのまま深い眠りへと落ちていった。初音は葵が寝たあともちまちまとノンアルを体の中へ入れていく。ふとボーッとしていたら葵が少し残したビールの缶が目に入った。初音は何を思ったのかそのビールを少し飲んだ。
「苦…」
久しぶりに体に入ったアルコールは初音の脳の思考を止めさせ、瞼を重くさせる。初音本人も気付かないうちにゆっくりと夢の中へ進んで行く。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「ぅ………んん……。」
初音はカーテンの隙間から入る日差しで目を覚ました。肩は軽く、寝る前にいた葵がいなくなっていることに気付く。どこに行ったんだろうと寝ぼけた頭で考えようとしたがやはり寝起きなので上手く頭が回らなかった。
「おはよう、初音ちゃん」
初音が声のする方へ顔を向けると、バスタオル1枚の葵がいた。朝風呂に入ってちょうど出てきたところだろう、体が少し火照っている。バスタオル1枚なのを怒ろうと思っても、頭が回らず怒ろうにも怒れなかった。
「………あおいさん、……かぜひいちゃう…」
「まだ、寝ててもいいのよ？」
「わたしも…おふろはいります……」
「そう？大丈夫？…一緒に入る？」
「結構です。」
「そんなキッパリ言わなくても」
私泣いちゃうｯ、と言っている葵に構わずゆっくりと腰を上げお風呂場へと初音は動き出す。葵は初音がお風呂場に行ってから少しづつ昨日の片付けをし始めた。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「……葵さん───まだバスタオル1枚なんですか???」
「いいじゃん、ね？初音ちゃんだけだし」
この人は本当にズボラだ、だけど仕事はちゃんとやっているのは凄いと尊敬している。
「ありがとう、初音ちゃん」
何かスッキリしたように笑う葵に対して、どこか恥ずかしく感じた初音は、なら良かったですと素っ気なく返す。
「素っ気なぁいなぁ〜」
初音は葵がいつも通りに戻ってよかったなと思った、昨日はただの悪い夢だ、酒がもたらせたただの悪い夢だ。
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ひかり(プロフ) - ピピピのピさん» 把握ありがとうございます！主さん全く関係ないのに面倒事に巻き込んで貴重な時間使ってしまい申し訳ありませんでした…🙇🏻♀️こちらこそご丁寧な対応助かりました本当にありがとうございました！ (1月2日 15時) (
レス) id: 4dc97dea49 (このIDを非表示/違反報告)
ピピピのピ(プロフ) - ひかりさん» 了解しました、私の方こそご迷惑かけて申し訳ございません。ご対応ありがとうございました。 (1月2日 14時) (レス) id: dd7f2196ba (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - ピピピのピさん» そうなんですね……わざわざごめんなさい迷惑かけました(T_T)作品に何も関与などしないのなら主さんが良ければ私はこのままでいいかな、と思ったんですけどどうでしょうか💦 (1月2日 13時) (レス) id: 4dc97dea49 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - ピピピのピさん» 初瀬川さん…？？全く関係ないですが……作者のところ押してみたら、名前は初瀬川なんですが、作品がすべてピピピのピさんの作品になってるんです。フォロワーもピピピのピさんの数と全く一緒です。なんででしょうか…？ (1月2日 13時) (レス) id: 4dc97dea49 (このIDを非表示/違反報告)
ピピピのピ(プロフ) - ひかりさん» 関係ないと思いますが、作者のところ押したら初瀬川さんという方が出てきたのですが何か関係はありますでしょうか…？ (1月2日 10時) (レス) id: dd7f2196ba (このIDを非表示/違反報告)
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