1.お酒に飲まれ【宇喜多葵】 ページ2
クリスマスが近づき、恋人たちで街は賑わう。もう夜というのにそこら辺ではライトアップがされており目の感覚が鈍る。ライトアップのおかげなのか、それとも恋人たちの若々しいオーラでなのか、いつもに増して目が痛い。決して羨ましいとかそういう意味じゃないと言い聞かせ葵は、ピシャッとカーテンを閉めた。
「もうそんな時期かぁあ。1年ってあっという間ね…」
「はいはい、そんな婆臭いこと言ってないで出かける準備するんでしょ？」
「やっだ、初音ちゃん！。まだ私28よ?ババアだなんてそんなっ────若い子からしたら28なんておばさんよね…。」
はぁ、と１回ため息をつきソファに寝転がりカードフォンを何もすることなく見つめる葵。初音はその行動に呆れていた。
「……葵さん、動く気ありますか？」
「もちろん！あるわよ！」
寝転がったまま、大きな声を張り元気よく答える
「じゃあ、まずはソファから起き上がって着替えて下さいよ。」
「……はーい。」
すると初音の目の前で葵は着替え始めた。その行動にびっくりした初音は葵に近くにあったクッションを投げた。
「ぁたっ…！もう初音ちゃん、急にクッション投げないでよ。びっくりしたぁ〜。」
「あ、葵さんこそ！急に人前で脱がないで下さいよ！」
「女の子同士だから大丈夫〜」
「私たち、女の子って言う歳ではないですよ」
さっきまでテンションの高かった葵は初音の言った言葉によりスンとテンションが下がった。
「…いいもん、いいもん。後でお酒ガバガバ飲んでやるんだから。」
「はぁ、早く準備して下さいよ…私だって早く飲みたいんですから…。」
葵は急いで準備をして、2人は近くのスーパーまで歩いて行った。
「さっむっ…ひぇー、ようこんな寒いのに世の恋人たちは外に出歩けるわね〜」
「…寒いんですぐ買い物終わらせますよ。」
「うへぇい」
返事とも言えない返事をし歩を進める。葵はふとなんのために自分は外へ出ているんだろうと不思議に思った。
「ねぇねぇ、初音ちゃんスーパーに何しに行くんだっけ？」
アホみたいな質問をした葵に「はぁ？」とでも言うかのような顔をし少し怒ったような不機嫌な声色で答える。
「…貴方が『スーパー行ってお酒買うんだー！』って言ってたのをお忘れで？………葵さん偶にそう言うとこありますよね。」
「へへ、私褒められてる？」
「貶されてます。」
「ﾋﾄﾞｲﾖﾊﾂﾈﾁｬﾝｯ」
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ひかり(プロフ) - ピピピのピさん» 把握ありがとうございます！主さん全く関係ないのに面倒事に巻き込んで貴重な時間使ってしまい申し訳ありませんでした…🙇🏻♀️こちらこそご丁寧な対応助かりました本当にありがとうございました！ (1月2日 15時) (
レス) id: 4dc97dea49 (このIDを非表示/違反報告)
ピピピのピ(プロフ) - ひかりさん» 了解しました、私の方こそご迷惑かけて申し訳ございません。ご対応ありがとうございました。 (1月2日 14時) (レス) id: dd7f2196ba (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - ピピピのピさん» そうなんですね……わざわざごめんなさい迷惑かけました(T_T)作品に何も関与などしないのなら主さんが良ければ私はこのままでいいかな、と思ったんですけどどうでしょうか💦 (1月2日 13時) (レス) id: 4dc97dea49 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - ピピピのピさん» 初瀬川さん…？？全く関係ないですが……作者のところ押してみたら、名前は初瀬川なんですが、作品がすべてピピピのピさんの作品になってるんです。フォロワーもピピピのピさんの数と全く一緒です。なんででしょうか…？ (1月2日 13時) (レス) id: 4dc97dea49 (このIDを非表示/違反報告)
ピピピのピ(プロフ) - ひかりさん» 関係ないと思いますが、作者のところ押したら初瀬川さんという方が出てきたのですが何か関係はありますでしょうか…？ (1月2日 10時) (レス) id: dd7f2196ba (このIDを非表示/違反報告)
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