17 makoto ページ17
誠「ウッチー、飯でもどうだ？」
『あー…、これから静岡戻るんだよね。』
誠「そうか。やっと完全OFFか？」
『うん。』
誠「ゆっくり休めよ。」
『あざ。じゃ、また。』
俺も明日には実家に帰れる。
地元の友達とちょっと会って、それからシーズンに向けて自主トレして。
ドイツに戻る前に東北の方にももう一度足を運べるといいな。
そんな事を考えながら歩いていると、「長谷部さん？」と、遠慮がちに女性の方に声をかけられた。
振り向いて驚いた。
誠「奈央さん。」
奈「あ、ごめんなさい。まさか、こんなところでお会いできると思わなくて、思わず声かけちゃいました。」
誠「お久しぶりです。お元気ですか？」
奈「はい。長谷部さんもお元気そうで。…Aちゃんは、元気ですか？」
もう一生会う事は無いんだろうな、と思っていた。
遠慮がちにAちゃんの様子を聞いてきた奈央さんを食事に誘えば、最初は断られたが、Aちゃんの事で聞きたい事があるといえば、しぶしぶ頷いてくれた。
誠「ずっと東京に？」
奈「はい。実家がそうなので。」
誠「ということは、Aちゃんのお母さんも東京出身？」
奈「えぇ、そうです。お話は、内田さんから？」
誠「事細かにってわけじゃないですけど、大方は。」
奈「そうですか。ご迷惑をおかけしていたら、すみません。」
ウッチーが見せてくれた写真の中の女性と奈央さんは、言われてみればどこか似ている感じがするが、めちゃくちゃ似ているわけではない。
だから、Aちゃんと身内関係にあると言われてもわからない。
って、そりゃそうか。
俺も姪っ子たちとは全然似て無いし。
奈「あの…、Aは、どんな感じですか？
誠「あの日は取り乱していましたけど、今は落ち着いてるみたいです。」
奈「そうですか。」
誠「普通に過ごしていますよ。今度、引っ越そうかなって言ってました。」
奈「引っ越し、ですか？」
誠「まだ具体的には決めて無いようですが、ヴォルフスブルクから出るんじゃないかな。」
奈「そですか…。」
密かに、ニュルンベルクに来てくれないかな、と思っていたり。
その近くでもいい。
ウッチーよりも少しでも距離が近づけばいいのに、と俺は思っていた。
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澪(プロフ) - 交通安全！でも安産祈願じゃなくて良かったよ(笑)あぁ、ヒロインちゃんが愛おしい！カラスさん、そろそろ自分の気持ちに気づけー。でもそんな所もカラスらしいんですが…(笑)高い所のお寿司、いいなーいいなー。誰かごちしてくれないかな(笑)第4章も楽しみにしてます！ (2015年7月7日 23時) (
レス) id: f2ccd5d125 (このIDを非表示/違反報告)
Elua(プロフ) - すんさん» すんさん、いつもありがとうございます！気づけば、4章です（笑）そろそろ、この三角関係？も動かさねば、と思っている次第です（笑）また次章でもよろしくお願いします！ (2015年7月7日 10時) (レス) id: 4991d08e12 (このIDを非表示/違反報告)
Elua(プロフ) - andoumeiさん» 初めまして！コメントありがとうございます。もう少しで、更新通知をお届けできるかと思います！ (2015年7月7日 10時) (レス) id: 4991d08e12 (このIDを非表示/違反報告)
Elua(プロフ) - ももさん» 初めまして！コメントありがとうございます。続編、やっとちょろちょろと書き始めました。公開したらお知らせしますので、気長にお待ちください。 (2015年7月7日 10時) (レス) id: 4991d08e12 (このIDを非表示/違反報告)
Elua(プロフ) - はやさん» 心配で心配で、マコちゃんとカラスに会いに日本に行っちゃいました。麻也君の優しい親心←？ 麻也君はきっと、暖かく見守ってくれるでしょう…（笑） (2015年7月7日 10時) (レス) id: 4991d08e12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Elua | 作成日時：2015年5月26日 9時
