[Elext City] (ページ6)

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sIn☆《はいどうも～！本日も始まりました｢sIn☆chan☆tAlk｣！パーソナリティのsIn☆で～す！！！！》
『出た信頼と安定の騒がしさ』
『耳割れ注意報(定期)』
『実家に帰ったかのような安心感(騒がしい)』

[Elext City]内｢Radio Town｣
ラジオ配信や声劇などが盛んなこの｢声の街｣で、今ノリに乗ってるラジオ番組が1つ。
それが、この男──sIn☆こと森本慎太郎が行っている｢sIn☆chan☆tAlk｣だった。

sIn☆《もう！何だよ俺だって好きで騒がしくしてるわけじゃないし～！って、そんな事どうでもいいんだよ！今日はゲストが来てるんだよ！》
『ゲスト？』
『お願いします。ゲストの声がsIn☆の声にかき消されませんように』
『残念その願い叶わない』
『ゲスト可哀想』
sIn☆《はーい！自己紹介して！》

Jesse《Hello,Everyone!!!!!歌い手ユニット｢melow,｣のJesseでーーーす！！！！！！》
Shota《…同じく｢melow,｣のShotaです》
『ｱｯ(察し)』
『ゲストの声が掻き消されない(sIn☆が静かになるとは言ってない)』
『Shotaくん可哀想』

sIn☆《はい、という訳で！本日のゲスト今人気が鰻も驚くほどの急上昇！大人気歌い手ユニット｢melow,｣のJesseとShotaでーす！！》
Jesse《YEAHHHHHHHHHみんな元気？？》
『今日は騒がしさレベル完凸だわ』
『Shota可哀想(n回目)』
『おまいら全員明日耳鼻科行けよ』

Shota《…お前ら散々な言われようだな》
sIn☆《いやもう俺のリスナーさんいーーっつも当たりキツイんだよ！》
Jesse《HA!シンが騒がしいからでしょ》
『ちょっと何言ってるかわかんないです』
『お前が言うな』

そんなコメント欄を見ながら、3人はトークを進める。
時折かき消されるShotaの声が少し可哀想だが、その日のラジオも盛り上がりに盛り上がりまくる。
やはりその辺は伊達に人気ラジオの名を冠している訳じゃないという事だろう。