浮気症彼氏。 (ページ28)

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浮気２８ページ28

ASIDE

LH「あ、そういえば。
オセフンそろそろ危ないかもよ?」

『え?』

LH「アイツの目撃情報が学校に
回ってきはじめてる。
夜女とホテル入ってるとこ見たって
やつがいるんだよ。」

セフンがホテル?女の人と?

『セフンが?それってセフンなんですか本当に。
どうしてセフンだってわかるんですか。
証拠はあるんですか?』

LH「アイツがイケメンなのは知ってんだろ?
そりゃ街から注目の的なわけで
制服着てなくたってセフンだってわかるやつはわかる。
証拠はまだないのが救いだな。」

『それをなんで私に言うんですか。』

LH「毎日学校の電話対応にも疲れたし、
アイツのせいで職員会議開いて帰りが
遅くなるのがもううんざりだから。」

そういって、無理やり私の手を引いて
家を出たかと思うとルハン先生のだと思われる車に
乗せられた。

そしてすぐにその車は動き出した。

『どこに行くんですか』

LH「まぁ、つけばわかるって。」

そういわれて、窓の外の景色をボーっと
眺めているとウトウトしてきて
いつの間にか眠っていた。

・

LH「おい、起きろ、おい。」

『……ん、まぶし…』

目を開くとギラギラと眩しくて
そこが夜の繁華街であることが分かった。

『ちょ、え、先生、?
私、生徒ですよ?先生とはだからなんていうか...
とりあえず落ち着いてくだいさい...!』

LH「は?何いってんの?
とりあえずこれに着替えろ。」

そういわれて渡されたのが、

『え…これって…』

黒の薄くて露出の多いワンピース。

LH「化粧はあっち行ってからやるから。」

『待ってください、なんで私がこんな
キャバ嬢みたいな服着なきゃ……』

LH「なんでって、行くから、キャバクラに」

『………は?』

LH「オセフン連れ戻さなきゃねぇから
お前で釣るしかねぇだろ。
キャバクラでセフン遊んでるらしいから。」

『……それで…キャバクラのお姉さんと…』

LH「逆パターンが多いらしいけどね。
あっちからアフター頼むらしいよ。
いやーイケメンって大変だね。」

なんだか、胸がムカムカする。
それと同時にイライラもしてきた。

私しかいないって言ったのに。

『行きます。私、キャバクラ。』

LH「るぅオーナーと仲いいから話はつけてある。
一日限定で働いてもらうから。」

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