【銀魂】超絶美女の元山神様は今日も誰かに愛されている２【逆ハー】

＊ ページ15

『血の暴走』は経験したことあるが、久しぶりで思うように体が動かない…。



銀「…A、立てるか?」


貴「た…立てるさ!!」



そう言うと彼は、傷を負っていない方の肩に私の腕をかけて、立ち上がる。



銀「ったく、無理すんじゃねーよ」



彼は私が、無理に動かそうとしたのを分かっていたように、ため息をついた。

誰にでも優しいんだな、銀時は…


私は細く微笑んで、彼の耳元で呟く。



貴「……ありがと、銀時」←超イケボ


銀「〜〜〜ッ////」←イケボにダウン



よく分からんが、顔を真っ赤にしていた。

お礼言われるの、慣れてないのか?←


とりあえず最上階から降りていく。

途中、下にいたみんなと会う。



神「銀ちゃんッ?!!

どうしたアルか、その怪我?!」


新「と、とりあえず、処置を…!!」



そう言って銀時は真選組の医療班に連れていかれた。

みんな生きてるっぽい。良かった…



颪「Aちゃん…」


貴「あ、叔父さん! 大丈夫だった?」



叔父が私の方に近づく。しかも無言で…


ーーバチーンッ!!


彼は思いっきり、私の顔に平手打ちした。

全員が目を見開いていた。

そして彼は私を思いっきり抱き締めた。


理解不能…一体、何が起こった?



貴「あの…叔父さん?」


颪「…生きてて、良かった」

＊→←拾肆葉；みんな優しいわぁ…

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す