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5話;訓練は基本、体力作りから始まる。 ページ6

俺達は体力作りの為に山を登り降りする。昔、戦争に出る前にやっていた特訓法を小太郎が覚えていたのでそれも毎日行う

基礎体力が付いたのは半年後。そこから先生の鬼指導が入る。5m以上ある岩を斬れとか、直径10m位ありそうな大樹を折れとか…。もう人間じゃ無いね、うん。だが、俺は銀時達とは少し特訓メニューが違う。まぁ、自分で呼吸法を作らなくちゃいけねぇしな

それから3年、俺達の特訓が終わった。俺達は17歳になり、前世の身長に戻った

俺達は先生のハードメニューのお陰で“全集中・常中”を自然に身につけた。ガチで死ぬかと思った。俺も自分だけの呼吸法“怪異(かいい)の呼吸”を編み出した。使用する際は結構なハイリスクで、身体を鍛えていないと四肢が壊れるので注意が必要だ

今日は試験日。鬼たちが幽閉されている藤襲山で七日間生き残らなければならない。日輪刀は先生のお古。お面は代々虚がしていた鴉の面だ


「「では、皆々様行ってらっしゃいませ」」


さ、やるか。俺たちはすぐに山へ入った





〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜





次々と鬼が襲い掛かってくる。今日で4日目。ここの鬼達は先生より怖くねぇな(遠い目)


「ヒヒヒッ、獲物だぜ」

「しかも濃い稀血の匂いがすんぜェ」

貴「ア"ァ"?! 稀血ってなんだし!つーか邪魔!
【宿世の呼吸…陸之型・巻丹(おにゆり)】!!」


俺は紫の糸のように細く弾丸のように早い斬撃を繰り出す。斬撃が走った後は紫の蝶が舞った。次々と鬼の首を切っていった

ひと段落ついたときには、晋助と合流していた


晋助「生きてたのかァ、零鴉」

貴「なんとかな。銀時達は?」

晋助「ヅラは見たが…」

貴「そうか。ま、生きてんだろ
なんせ、あの時を生き残ったんだからな」


あの時とは攘夷戦争時代の事である。彼は静かに「そうだな」と薄く微笑んだ

その後も鬼を斬っていると、小太郎・辰馬と合流した。あとは銀時だけだ。そう思った瞬間、銀時が大量の鬼を連れてこちらに走ってきた


「「「「ギヤァァァ!!」」」」

貴「はっはっは、大漁大漁!」

銀時「零鴉君?! 呑気に笑ってんじゃねぇよ!!」

貴「いやいや、もう笑うしかねぇよ!
なぁ小太郎!!(゚∀゚)」

小太郎「ふむ、そうだな。高杉はどうだ?」

晋助「俺に振るんじゃねェよ!!」

辰馬「それよりどうするがよ、あの大量の鬼?」


振り返って見る|´゚∀゚`)チラッ
…うわ、ストーカーめっちゃ居るじゃんか

仕方ない。俺は刀を鬼に構えた

6話;俺は鬼の群れに突っ込む→←4話;「よく来たね、縁柱の継子」



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ひろおか唯 - 見たいよ続きをくれね (1月18日 18時) (レス) @page7 id: 4e412208c6 (このIDを非表示/違反報告)
- 早く続きが見たいです!ゆっくりでもいいので更新待ってます! (2022年12月16日 21時) (レス) @page7 id: 2bc0f45ebb (このIDを非表示/違反報告)
夜月(プロフ) - 続きが気になります!更新頑張って下さい!応援してます!! (2019年11月20日 20時) (レス) id: 9e987c36f1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:無職 | 作成日時:2019年9月25日 18時

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