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守りたい ページ23
エンマ目線
エンマ「終わったああああ!…ってA?」
貴「…スウスウ」
Aを見ると、俺の肩にもたれかかり寝ていた。揺すっても起きない。相当疲れていたようだった。
エンマ「…」
改めてAの顔を見る。形のいい頬に長い睫毛、きれいなピンクの唇。一言で表せば、めっちゃ可愛い。
エンマ「…何を考えているんだ、俺は」
とりあえずAを部屋に運び、ベッドに寝かせる。
エンマ「…」
もう一度寝顔を見る。まるで天使のようだ。俺はつい笑みをこぼした、その時
貴「…お母さん、お父さん…おいてかないで…」
エンマ「!!!!」
悪い夢でも見たのだろうか。涙を流しながら静かに呟くAを見て、胸が痛くなる。
エンマ「…俺はどこにも行かないから、安心しろ。お前は一人じゃない」
とっさに思ったことを言い、Aの手を握る。すると、安心したのか再び静かに眠り始める。
エンマ(俺が守りたい…)
Aを撫でながら俺は心から強く思った。
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作者名:ゆーにゃ | 作成日時:2019年4月21日 23時