ユグノアの姫2【ドラクエ11】 (ページ8)

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船で揺られること数時間でバンデルフォン地方には着き、途中でネルソンの宿屋に泊まるなどしながら、レイ達は今グロッタの街にいた。
グロッタの街にはコロシアムがあり、その入り口にはｸﾞﾚｲｸﾞの勇ましい像があった。
どうやらグロッタの街でｸﾞﾚｲｸﾞは英雄の様に言われているらしい。

そして、グロッタの街では今仮面武闘会を開催しており、参加にはコロシアムで受付する必要がある。
参加するかはさておき、とりあえずコロシアムのロビーに向かうと…景品だろうか、色は違うけどカミュの持っている赤いオーブのようなものとレイ達が探していた虹色の枝があった。

「サマディーの王様が行商人に売った虹色の枝が巡り巡って優勝商品になっているとはね。」

「ということは…、優勝すれば虹色の枝は手に入るってこと？」

「そうだね。少し…受付の人と話してくるよ。」

イレブンはそう言いなり受付の方に歩いて行った。

(みんなが武闘会に出るなら…私一人でユグノアに行っても大丈夫かな？終わる頃には帰ってくられるよね。)

そんなことを考えていると、イレブンが帰ってきて…どうやらそのまま受付を済ませてきてしまったようだった。
武闘会に参加するのはシルビア、カミュ、イレブンの3人。

「3人とも、頑張ってきてね。」

「うん、行ってくるね。」

イレブンはレイにそう言うと、二人と共にエレベーターの方に向かっていった。