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第44話 ページ47
俺がずっと背中を優しく叩いていると、主さんは眠ってしまった。
ずっと、見てきた。
同次元上に君がいないのを知ってて、それでも追いかけ続けたんだ。
やっと、この腕の中に。
「･･････長曽祢兄ちゃん。主さんの事運んでくるね！」
「っあ、嗚呼…」
誰も、俺達の関係を知らない。
主さんの一番は俺だってことを、気付いていなかった。
主さんへの行動、霊体になってずぅーっと見てきたからね？主さんの刀剣達。
主さんをここまで壊したんだ。許さない。
もういっそ、主さんと刀剣達を会わせなくしてあげてもいいかも。
主さんを横抱きし、大広間を出る時に主さんの刀剣たちを少し睨んだ。
みんな唖然としていて、中には嫉妬で燃えたような目を向けてきた刀剣もいた。
ねえ、主さん。
誰とでも仲良く出来るのが俺だけど、主さんの事を嘘でも裏切った行為をした奴らとなんかは仲良くしたくないなー。
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狐の子(プロフ) - 第30話の所「短刀」が「担当」になってますよ! (2018年12月20日 22時) (
レス) id: bf2de55560 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奏琉斗 哀 | 作成日時：2018年11月24日 18時
