Happines ページ21
こうして幸せな毎日が続いていた
Edenと仕事をする機会がたくさん増えて
Valkyrieとも再会できた
そしてある日のこと…
茨「AさんにとってEdenはどのような存在ですか？」
珍しく茨と二人きりになってそんなことを聞かれた
A「言うまでもなくかけがえのない存在、友達以上恋人未満って感じだよね最近は
(日和を除いて)貴方達に歌の指導ができて嬉しいし
一緒にいることを許してもらえて幸せ
Edenへの感情を一言で表すのが難しいかもしれない」
その答えが彼にとって満足のいくものなのかわからないけれど、それが事実
もちろん茨のことも仲間として好き、ひどいところも含めて
茨「…敵いませんね、貴女には…
どんなに抗おうとしても我らはAのことが好きです
正直に言いますと、最初はAのことを除去しようかと考えていましたが
関わるに連れそれができなくなってしまいました
今は…守らなければいけない存在です
この話はどうか貴女の胸の中に閉まっておいてください」
愛おしそうに私を見つめながらウィンクをしてきた
これが素の茨なんだろうね、騙されていると思いそうになるけど
そのぐらいもう見極めることができるようになった
ふと、その場へ凪砂とジュンが合流してきた
茨「ゴホン…では、自分は失礼いたします！敬礼!」
ふふ、ほんのり顔が赤いのがバレたくないみたい
そんな可愛いところも皆あるのってずるい
凪砂「…二人の間で何か起きたのかな？邪魔をしてごめんね」
ジュン「なんかタイミング悪かったみたいですねぇ〜？また後で来ます」
いやいや！変な誤解が生まれたみたい！
A「何もなかったよ？私達はお話をしてただけだから
それより、どうかしたの？二人して来るなんて珍しい」
そう答えるとジュンがホッと安心した
ジュン「Aをお出かけに誘いに来ました」
凪砂「…Aちゃんが気に入りそうなところを見つけたから、見せたかったよ」
そういうことか、やっぱり優しい子達
気遣いが上手な時がよくある、私も彼らのことが大好き
A「お誘いをありがとう♪是非同行させて」
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作者名：ひぃちゃん | 作成日時：2020年7月19日 13時
