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小鳥遊Aの存在を話すと、案の定三人が保護者になりかけた。こっちにいるAと全く同じだと言われて、こっちも思わず親近感を感じてしまった。
?「マジか...それ、先に早く言えよ。」
?「今日は大事件だらけだな。」
?「しゃけ。」
キリシュタリア「......」
こっちの世界にはどうも親近感が出てこない。眼鏡をかけている女子生徒はともかく、おにぎりの具しか喋れない男子生徒とパンダがいる。むしろこれにどうやって親近感を感じろと?
それから昔、幼馴染みを目の前で失ってしまい、その幼馴染みにずっと憑かれている男子生徒。これが普通の作品なら違和感こそないが、実際に前にすると違和感のオンパレードだ。
キリシュタリア「えっと...よろしく、パンダさん。」
パンダ「おう。こっちは真希、間違っても禪院って呼ばないことだ。」
キリシュタリア「ん?ああ...わかったよ。」
パンダ「こっちは狗巻棘、おにぎりの具しか喋れない。何を喋ってるかは雰囲気で察してくれ。」
狗巻棘「いくらー。」
乙骨「僕は乙骨憂太です。よろしくお願いします、えっと...死んだ方の七海さんと...夏油さんと...?」
七海建人「......紛らわしいから、一回生前の自分殺しときます?」
夏油傑「特異点修復側が特異点を産み出そうとすんな!!!お前の思考は呪術師のくせに、とびっきりの猿に近いんだよ。いいのか?ここで殺していいのか?」
七海建人「残念ですねー。カルデアサーヴァントの退去先はちゃんと決まってるし、簡易召喚でいつでも戦えるし?お前に殺されたって塵にもならないんですよ、バーカ。」
パンダ「(死後ってはっちゃけるんだなー......)」
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作者名:琲世 | 作成日時:2021年12月29日 20時