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「...今の揺れは?」

キャスター「アルターエゴが私を探している...もっと遠くへ逃げないと...もう向こうには戻れない...!」

「いいから私を食べて!せめて血を飲めば、君のその怪我も元通りなんでしょ!?」

どうにかして遠くへ逃げないと、逃げないと殺される。でも...まだチャンスはあるから...それに懸けたい。私はバーサーカーみたいに、どんな男にも尻を向ける女じゃない!

「......どこに、連れていくの?」

キャスター「アルターエゴの元へ。」

『A!今すぐ住民を転移させろ!』

「わ、わかった!君も少し待っていてね!?みんな助けてあげるから...」

キャスター「私はいい。他を転移させ、私と二人きりでここに残ることを選べ。でないと全員殺す。」

脅せばコイツもそうするしかない。殺されるという可能性を捨てたくない一心で、私以外を転移させるしかないのだ。

キャスター「それでいい。生き残りはたったの百万人程度なんでしょう?その人数を大事にしないと、ね。」

「キャスター、君は...!」

キャスター「私の最後の魔力を使う...!転移!!!」

もう戻れない居場所→



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作者名:琲世 | 作成日時:2021年12月29日 20時

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