ビースト一斉撃退 ページ47
セイバーも、ランサーも、アルターエゴも。怒りという不要な過程を通り、ビーストと化した。
なんて愚かな。そんなことではいけません。どうか目を覚ましてください。
キャスター「来ないで来ないで来ないで来ないで来ないで...!」
この建物内にいれば安全です。この倉庫からで出なければ安全です。
キャスター「助けてよ、アサシン...!あんな怪物なんて知らない!!!助けてよ!!!」
「セイバー、ランサー、アルターエゴ...残ったのは実質、この3騎だけだね。キャスターは分身の魔力維持で、かなり体力が削られたものだと思っていい。」
モルガン「神ですらその程度か。」
女神「そうね...私の分身とは思えないぐらい。私ならそのまま五年間は維持できるのに。」
モルガン「そのコツ、後で少しだけ教えてもらえるか?」
女神「もちろんよ!」
「(裏取引してる...)キャスターは今から追い討ちで倒すとして、やっぱり戦力が低い私が」
アルトリア・キャスター「行ったら許しません。」
キリシュタリア「君の過保護勢だらけだからな、カルデアは。絶対にここで待ってくれ。」
「......でも、一つだけ何かさせてほしい。私、この特異点で何もできていない!」
女神「(むしろルーラー→春の順番で酷いことされてるから休んでほしいんだけどね〜!!!)」
春「じゃあ...バーサーカー、コイツの肉を貪れ。そしたら今の倍は力が出るんだろ?」
バーサーカー「おうともさ!今の二千倍は暴れてやらァ!」
「わかった!両腕あげるよ!後から再生してくれると思うから、遠慮なく食べて!」
サンソン「マジで!?」
バーサーカー「誰も死なないんだからお得だろ?俺はお前らを助けるため、ソイツの肉を喰う!でもソイツは死なない!痛いけど損はしないぜ!」
「遠慮なくお願いします!」
サンソン「......すごいなー、僕の妻は。普通自分を喰えって言わないよ。」
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作者名:琲世 | 作成日時:2021年12月26日 18時