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次は、命。
｢い、いやっ...やだ...！｣
神秘｢ああ...お前は俺の予測を越えてしまった。確かに優れた魔術師、神様となってしまったな。俺はそれを恐れる。小鳥遊家の優秀な跡取りはもう不必要、お前はここで死んでしまえ。｣
｢ぅ...！？｣
神秘｢口を塞がれたなら、助けを呼べたくても呼べないだろう。こうして手も縛り、足も縛ってしまえば......後は殺すだけだ。そう、分身の俺でも可能なことだよ。｣
アスクレピオス｢マスター、入るぞ。｣
命
命、命、いのち
｢......｣
すてても、いい。
アスクレピオス｢別に霊体化で入れるし...お前程度の分身なら、今すぐ殺せる。｣
神秘｢サーヴァントか。｣
｢ッ...！｣
すてていい、すてていい！！！
だって刺された、心臓が痛い、肺が痛い、全部が苦しいから。
だから、だから、呼吸を止めるようにするの。呼吸を止めるように、私は
アスクレピオス｢落ち着いて、僕の顔だけを見ろ。｣
｢う...っ...？｣
アスクレピオス｢分身ならもう殺した。扉にも結界を貼った。僕たちの苦労を無駄にしたくないのであれば、今すぐ息をして僕の役に立て。いいな？｣
アスクレピオス｢また精神が不安定だったし、言うこと成すこと全部がめちゃくちゃだ。生きたいと言いながら自分の首を絞め、死にたいと言い出したと思えば、謝りながら土下座。心当たりあるヤツ！｣
藤丸｢スタッフ以外の全員です......｣
アスクレピオス｢......よし。誰か適当な特異点を作れ！マスターの心を癒すために素晴らしい贈り物をするぞ！！！｣
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作者名：琲世 | 作成日時：2021年12月18日 10時
