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「......ほら、女神の心臓。葉鳥という男が殺されたと思うけど、彼が育てた魔獣から一つ引っこ抜いたの。本当のところ、なんか腎臓でもいいからたくさん食べたいなーって思ってたら、偶然取れちゃった。」

ミサ「偶然強すぎ...!?」

「今からこの心臓を焼き尽くす儀式を行う。メタトロン、魔法陣は?」

メタトロン「ちょうど書き終わったぜー。では、後はその心臓を中心に投げてください。俺が始末します。」

「はいよ!」

キリシュタリア「...うん、彼らは大丈夫そうだね。それで作戦って?」

ミサ「えっとー...私が死んじゃう前に、松田さんに頑張ってもらう作戦です!」

キリシュタリア「これはまた飛躍してるね。昨夜マンションに帰ってくる時間が遅かったのは...それかな?」

ミサ「話をおもいっきり進めてました!まず、キラの正体は確定したよ。ヨツバの火口、あの人ってばミサにとってすごく苦手なタイプなんだよねー。とりあえず三日は殺人を止めてもらうよう交渉したけど、このままだと第二のキラだって偽った私が死んじゃうの。」

キリシュタリア「なるほど...この手で殺してしまった方が早い。」

叶「殺しちゃうの?」

キリシュタリア「冗談だよ。彼らは自分達の手で真相を知らなければ、キラを捕まえなければ、何も意味はないからね。それで、作戦の内容は?」

「女神の心臓食っていい?」

メタトロン「食ったら呪われて死ぬぞ。」

「死ぬの!?」

キリシュタリア「...君、いつから雑食系に?」

「200年も閉じ込められてたら、敵の罠に落ちてご飯もない時期があるんだよ。たった一ヶ月だけど。」

キリシュタリア「よくそれで生きて戻ってきたね...!?」

「松田さん、私にも詳しく説明してくださいな。よろしければ私の半神の力も使います?」

ミサ「......」

L「......」

「これ、マジだよ。さっきも私が狼になったところを見たでしょ。」

L「マジックでしょう。」

「だとしたら魔獣とか魔術師の説明はどうすんだよ、バカ。」

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作者名:琲世 | 作成日時:2021年12月5日 16時

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